とってもとっても素晴らしくて、
輝いていて、
非常に良いものを見つけたて、
聞いてもらいたいあの人に、
これは絶対間違いない!
これは絶対良い!
これはスゴイ!
これはヤバい!
って言いながら、
聞いてー!
聞いて―!
聞いて―!
って必死に伝えて
訴えて、
主張して、
伝道して、
教えて、
得意気に話して、
頑張って語ってるのに、
なんかウザがられて、
あんまし聞いてもらえない、
あんまし説得できていない、
あんまし共感してもらえない、
あんまし理解してもらえない、
と思っている、
そこのあなた!
ひよこ
「ねぇねぇ、これ聞いてよー!」
「これスゴイんだってば!」
ネコ
「顔、近っ!」
「さすがにウザみ!」
あなた必死。
あなたウザみ。
あなた暑過ぎた。
あなた
「ねぇねぇ、
私の話を聞いてよー!
私をわかってよー!
私を理解してよー!」
あなたは、たまたまみつけた
あなたにとってのすごいものを利用して、
本当はその素晴らしいものを広めたいのではなく、
本当はあなたの話を誰かに聞いてもらいたいのだ。
本当はあなたの気持ちを誰かと共有してわかってもらいたいのだ。
本当はあなたの存在を誰かに肯定してほしいだけなのだ。
一見、情熱的に語り、
一見、エネルギッシュで、
生き生きとしているように見えて、
本当は、心の底では、
焦っているのだ。
怯えているのだ。
怖がっているのだ。
何かにすがっているのだ。
その素晴らしいものに、すがっているのだ。
そんでもって、
その素晴らしいものを、
誰かに伝えないといけない、
みたいな勝手な使命感を持ち始め、
周りにウザみ要素をまき散らし始める・・・
それはそれで表面上は
素晴らしいのかもしれないけれど、
それを欲していない人にまで、
無理やり伝えようとするから、
ウザみ要素が、色濃く発酵し始める・・・
本当は、本当は、
私の話を聞いてー!!!
という、かまってちゃんだった件。
本当は心の奥底で、
「理解されない自分」像を
自分で思い込んでいる。
幸せな人は、そもそも
特に何も主張しなかった。
幸せな人は、ただただ、
自分たちの暮らしに満足だった。
幸せな人は、
その素晴らしいものを
自分たちだけのものにしようと隠し持ったり、
また、誰かに伝えなければ、と使命感を持ったり、
どちらもせずに、
ただ、それを自分たちの範囲で、
ありがたく楽しんでいるだけだった。
余裕で魅力的なあなた
余裕で魅力的なあなたになろう。
あなたが主張しないで、
余裕な態度でいるほど、
あなたの魅力度が上がる。
なんかあの人カッコイイ!
なんかあの人ステキ!
あなたが魅力的で、
余裕な感じを体全体から
醸し出しているほど、
人が憧れ始める。
向こうからあなたに興味を持ち始め、
向こうからあなたに質問をし始める。
押し付けるのではなく、
さわやかに醸し出す。
外側にスゴイ鎧を纏うのではなく、
内側から、キラキラと光を出せるよう、
そんな存在になる。
すると、
ウザみ要素が消えてなくなる。
あなた好かれる。
あなた愛される。
あなた求められる。
良いもの、すごいもの、
素晴らしいものを見つけたら、
それを必死に説くより、
あなた自身がそれを身にまとい、
あなた自身がそれになるよう、
生きていこう。