ゆるく生きる人がたった1つだけ頑張ること

 

 

ゆるーくチョロく生きる人は、

頑張らない。

 

 

 

しかし、

もし彼らが頑張る時があるとすれば、

もし彼らがたった1つ、唯一、

本気を出すことがあるとすれば、

 

 

 

「いかにゆるくチョロく生きられるか」ということを実現させるための努力

 

 

ただそれだけである。

 

 

 

 

一日24時間を

努力で埋め尽くすのか。

 

 

それとも

ハッピーで楽しく過ごすのか。

 

 

 

 

 

チョロ沢チョロ美(17)

「そりゃ、楽しくハッピーに決まってるっしょ!」

 

 

 

一色貴志(いっしき・たかし)くん(8)

なんでもできるし、なんでも知っている、

意識高い系ボクちゃん。

「ええ~!でも、毎日8時間はお勉強しないと、

意識高い系学校へ入れないよぉ・・・」

 

 

 

 

意識高い系の人は、

ひたすら努力をする。

 

 

時間という貴重なリソースを、

ひたすら「努力」へ費やしていく。

 

 

 

 

一方そのころ・・・

 

 

 

ゆるくチョロい人は、

このように考えている。

 

 

 

チョロ美

「毎日8時間勉強しろって親から言われてるんだけどさ、

ぶっちゃけマジ、無理っしょそんなの。」

「ガチめんどくさすぎて、無理だわ。」

「メンディーだわ、略してガチメンだわ。」

 

 

チョロ美

「8時間分の勉強をどうやったら30分に短縮できるかなぁ・・・?」

 

 

 

 

ゆるーくチョロく生きたい人は、

努力の方向性が、コツコツ努力する人と

違う方向を向いている。

 

 

 

チョロ美

「ああ、そうだ!デキル人に聞きまくろうw」

「チーム組んで、みんなでやりゃ、早いんじゃね?」

 

 

一方そのころ・・・

 

 

 

貴志くん

「あ¨あ¨あ¨あ¨あ¨あ¨あ¨」

「努力・努力・努力でしゅ~」

 

 

 

 

ゆるーくチョロく生きたい人は、諦める

 

 

 

 

 

チョロ美

「え?やっぱ無理?」

「わかった、じゃ、ワタシ勉強あきらめるわw」

(あっさり)

 

 

貴志くん

「えええ!」

「チョロ美さん、そんなんでは、

だめでしゅ~!」

意識高い系の学校に行けなくなるでしゅ~!」

 

 

 

 

チョロ美

「あ、いや。ダイジョブよ。」

「わたし、自分がいともカンタンにチョロくできることを見つけるわ」

「不得意で嫌いなもの極めるより、そっちを極めるわw」

 

 

ゆるーくチョロく生きる人は、執着せず、

自分がチョロくできそうなことを探していく。

 

 

 

 

貴志くん

「えええー!!」

「でもでも~」

「そんなんじゃ人生がダメになっちゃうでしゅ~」

 

 

 

 

 

チョロ美

「いや、大げさっしょw」

「別に学校以外にもいろいろな道あるしね」

 

 

 

ゆるーくチョロく生きる人は

常に安心している。

人生、楽勝だと思っている。

 

 

 

 

めちゃくちゃ時間をかけなくちゃ

めちゃくちゃ努力しなくちゃ

めちゃくちゃ頑張らなくちゃ

めちゃくちゃ苦労しなくちゃ

 

できないこと。

 

 

 

それをやる価値はあるのかい?

 

 

 

 

 

チョロ美

「私、それ大変そうだけど、

すっごく情熱を燃やせるんだよね~!」

「だからやるよ!」

 

 

 

 

ゆるーくチョロく生きる人は、

本当に好きで情熱を燃やせるものは、

努力ではなくただ、

熱中・没頭して継続していく。

誰に言われなくとも一人で黙って

やり続ける。

 

 

 

 

もし、そういうものがなくても、大丈夫。

ゆるくチョロくイージーにできることがあれば、

それを見つけて、はやり、勝手に何かをやりだす。

 

 

 

 

 

 

 

チョロ美

「なんか気づいたけど、

どうやら私は、ダンスが得意みたい。」

「私にとってダンスは、めちゃくちゃカンタンにできちゃうから、

これ、極めていくわw」

「うん、決まり。もうこれでいいわww」

 

 

 

 

執着しない。

アッサリ決める。

「アイツを抜かしてやる」とか

「一番を目指してやる!」という

モチベーションはない。

 

 

 

 

「楽しいか、心躍るか」

あるいは、

「チョロいか、イージーか」

 

 

のどっちかしかない。

 

 

 

 

「楽しい、心躍る」

を見つけたチョロ美は、

どうやって無駄な努力をせずに

上達できるか、ということばかりを考えている。

 

 

 

 

チョロ美

「ええと、、、バットをいっさい振らずにプロ野球選手になる方法はと・・・」

 

 

 

あるいは、

「チョロくてイージー」を選んだチョロ美は、

「一番になる」とか「競争に勝つ」とかではなく、

いかにそのチョロくてイージーなことを

日々の生活で楽しめるか、だけ考えている。

 

 

 

 

チョロ美

「今日も休み時間にダンスやろ~っと♪」

 

 

 

 

 

「楽しくて心躍る」でも「チョロくてイージー」でも、

どっちを選んだとしても、

ゆるくチョロく生きる人は、

「いかに日々がゆるくチョロいモードのままキープできるか」

それを守る努力だけは、唯一、頑張る。