歯磨きをするように生きる

 

 

 

 

ワタシ毎日毎日、思い知らされる。

「知ってる」と「体験する」

この2つはまったくの別物であるということを。

 

 

 

 

 

仮に「知ってる」ということが

スマートフォンとかで使われている

「液晶のガラス」だとしたら・・・・

 

 

 

 

仮に「体験する」は

激辛タンタン麺の中の

「もやし」ぐらい別物。

 

 

 

 

 

「リンゴ」と「しょうゆ」

というレベルの違いじゃない。

 

 

 

 

「液晶のガラス」と「もやし」

くらいかけ離れている!

 

 

 

 

 

「リンゴ」と「しょうゆ」

も一見すると「かけ離れている」

ように思えるけれども、

 

 

 

 

「リンゴ」も「しょうゆ」も

「食べ物」という共通項がある。

 

 

 

 

「植物由来」という共通項もある。

 

 

 

 

「身近な食べ物」という共通項だってある。

 

 

 

 

 

 

がしかーし!

 

 

 

 

 

 

「知ってる」と「体験する」は

「リンゴ」と「しょうゆ」

どころの話じゃない。

 

 

 

 

 

「液晶ガラス」と「もやし」

くらい違う!

 

 

 

 

「海王星の気体」と「ワタシのすね毛」

くらい違う!

 

 

 

 

 

「サントメプリンシペの13歳の少女が今ハマっている遊び」

と「中国のデータセンターのサーバールームに飾ってあるわけのわからん絵」

くらい違う!

 

 

 

 

 

もう、完全に、

まったくの

別物!

 

 

 

 

 

もう、意味わからんないくらい、

かけ離れている!!

 

 

 

 

 

ところで・・・

サントメプリンシペ

という国を知ってるかい?

 

 

 

 

 

 

 

 

「心」はいま留守にしております

 

 

 

なんということだろう。

 

 

 

ワタシ、歯磨きをするときですら、

ずーっと思考しているんだ。

 

 

 

「思考」という檻の中に、

囚われている。

 

 

 

 

 

そして

「思考しているだけ」

ならまだ良い方。

 

 

 

 

ときどき、

歯磨きしながら、

動画を見てるし、

 

 

 

 

 

ときどき、

歯磨きしながら、

音楽を聴いている。

 

 

 

 

ワタシの心、

常に今ここにあらず。

 

 

 

 

 

とゆーことを、

第1393838兆回目の

歯磨きしているときに、

気づきました!

 

 

 

 

 

あれ、、、、

実際に今まで

何回歯磨きをしてきたのだろうか・・・

カウントしたことすらない

 

 

 

 

 

歯を磨くように生きる



 

 

 

前に書いた記事

「身近な所作から今のこの瞬間に戻っていく」

で「今この瞬間」に戻れる習慣、

みたいなものが自分の生活を通して増えてきたのだけども、

 

 

 

 

この方法もね、

かなり有効だよ!

 

 

 

 

それはね、

「目を閉じてみる」

ということ。

 

 

 

 

 

例えばね、

歯を磨くとき、

目を閉じてみる。

 

 

 

 

するとね、

視覚情報も遮断されて、

意識が「今歯を磨いている」

ということだけに向けやすい。

 

 

 

 

 

*あのね、歯磨きだけじゃなくて、

目を閉じるだけで

いろいろなことに意識が集中できやすい

からおススメだよー!

 

 

 

 

 

歯ブラシの毛先が、たった今、

「第二小臼歯と歯茎の境目に当たっている」

 

 

 

 

歯ブラシの毛先を、たった今、

ゴシゴシと左右に動かしてみる。

 

 

 

歯ブラシの毛先を、たった今、

今度は、上下に動かしてみる。

 

 

 

 

今度は、速度を変えてみる。

 

 

 

今度は、ゴシゴシするときの

圧力を変えてみる。

 

 

 

 

今度は、歯ブラシを

右手から左手に

持ち換えてみる。

 

 

 

 

 

そしてゴシゴシしている間、

ブラシが歯茎に当たってるときの

皮膚感覚を感じてみる。

 

 

 

 

 

ゴシゴシしているときの

腕の筋肉の感覚や

関節の感覚を感じてみる

 

 

 

 

 

今この瞬間に体験できる

あらゆる森羅万象を数えようとすると、

それは実質「無限大∞」へと増えていく。

 

 

 

 

僕らはこのアナログデータである

「無限領域」の存在に、日々

気づくことが無く、

 

 

 

 

デジタルデータとなった

「一連の行動の型」に

見事にはまり込んでいく。

 

 

 

 

「一連の行動の型」とは、

歯磨きしている間に、

動画を見たり、音楽を聴いたり、

あるいは頭の中で、

ぐるぐる思考をしているのだ。

 

 

 

 

今この瞬間に発生している宇宙の

あらゆるすべての現象に気づかずに、

亡霊のようにゾンビのように

生き続けている。

 

 

 

 

 

僕がこうやって文章に

そのことを書くことは

「知っている」世界。

デジタルデータ。

 

 

 

 

 

僕が書いたことを、

僕自身が体験することは、

まったく別の話。

別の次元。

別の世界。

別物。

アナログデータ。

無限領域。

 

 

 

 

 

自分がいかに、

日々、ゾンビ状態で生きているか、

思い知らされる・・・・

 

 

 

 

もっと感じたい。

もっと体験をしたい。

もっと宇宙と繋がりたい。

 

 

 

 

デジタル領域で感じている

「粗い周波数」ではなく、

 

 

 

 

アナログ領域で感じることができる

もっと「きめ細かい周波数」へ、

自分自身の全細胞を合わせていきたい。

 

 

 

 

それはつまるところ、

「自分の意識」が「自然(自分という枠の外)」と

同じ波長へと共鳴していく、

一心同体になっていく、

ということ。

 

 

 

 

そんじゃ