あなたの人生から、
今後、一生、死ぬまで、
嫌な人・こと・モノが目の前から完全に消えてくれたら、
どれだけ最高な人生になるだろうか。
それらを「完全に消し去る消しゴム」
のようなものがもし、この世界に
存在しているとしたら、
それを手にしたいと思うだろうか。
スタバるネコ店員
「実はあるんだなソ・レ・ガ♪」
驚くひよこ氏
「あるんかーい!」
その前に、ちょっと話を戻すけれども、
昨日書いた記事
に出てきたパクス・アミニ世界線のこと。
あれって「完全に競争から抜け出した世界」
でもあるし「完全に恐怖から抜け出した状態」
でもあるし、
ある意味、たぶん、理想郷とかニルヴァーナ
そーゆーレベルの状態なのだと思う。
(ニルヴァーナとか良く知らんから、詳しい人に怒られるかもしれんけど)
でも、おこがましいですが、
論理的にも説明ができる部分もあって、
それは何かとういうと…
やっぱり、怖がって先駆者を追随してても、
競争からは絶対逃れられないし、
パクってコピってても、絶対にニッチにはなれないし、
トレンド追うと競争に突入するから疲れるけど、
自分だけの小さなトレンド(畑)を自分が生きていけるレベルで
作った方が、よっぽど一生を幸福感のまま生きられるよね、
そんで、そういう状態って、競争者がなかなか入ってこれないから、
安心感パナイよね。
つーとこは、最初から競争せず戦わず、誰も傷つけず、
不戦の誓いのまま、安心したまま自分のことだけやっとけばOk、
っつーお話だよね。すっげー簡単にまとめると。
100%完璧な理想郷(パクス・アミニ世界線)へ
行くには、恐怖を持たないことが条件だから、
たぶん、悟らないと行けないレベルかもしれんけど、
でもでも、その状態に少しでも近づけていくことは、
上記に挙げた例をやっていくと、実際に可能になっていくわけで。
そんでね、本題に戻ります。
「嫌な人・モノ・ことを消す消しゴム」
まず、思うのは、
「競争しない世界」(パクス・アミニ世界線)が実在できるのは、
「競争する世界」のおかげなんだ。
そして次に思うのは、
「競争する世界」が存在できるのは、
「競争しない世界」があるおかげ。
この2つはセットなんだ。
マックセットなんだ。
ドナルド「I’m loving it !」
「競争しない世界」が存在できるのは、
「競争」によって生まれる豊かさを享受できるからなんだ。
今度は逆に、
「競争する世界」が存在できる意味と言うのは、
競争をして、何かしらの豊かさを得る、という目的があるからなんだ。
そんでなぜ、それを得たいかと言うと、
その得た豊かさを分け与えたい人がいるからなんだ。
それは自分自身であり、自分の大切な身の回りの人たちのことであり、
それらは「競争しない世界」に生きる人たちのことなんだ。
どちらも光と影みたいに
2つで1つだから、
分けられない。
だから自分にとって嫌な人、
嫌なこと、嫌なモノを
などに出会ってしまったとき、
それらを180度ひっくり返した
反対側の世界を認識してみることが
とっても大切なんだ。
その反対側の世界もまた、
その嫌な人、嫌なこと、嫌なモノ
のおかげによって、成り立っている
そこを見つけたとき、
分かれていた2つが統合されて、
「好き・嫌い」の物差し自分の脳みそから
消えてなくなる。
↑
これを文章で書くのはめっちゃカンタンですが、
実際にこの状態になれるということは、
ある意味、とても難しいです。
「好き・嫌い」というのは、
自分の脳みそが勝手に識別している
「幻想」に過ぎず、
本来は、ただ脳みそに流れている電気信号にすぎない。
人はそれらを何かしら意味付けしたがる。
「好き」とか「嫌い」とか。
だから突き詰めていくと、
「感情」も幻想で、
(*心すらも最後には消えてなくなる)
すべてが、
素粒子とかなんかすっげー小さいものたちが、
集まって、自然勝手に振る舞っているだけなの。
それが自然の状態。
それなのに、そこに意味を見出そうとするのが人間。
(信念ってやつだ)
だから「好き嫌い」というのが、
脳みそが勝手に意味付けして解釈している
「幻想」にすぎない、ってこと。
そこにまず気づくこと。
そんで、それがわかったら、
今度は「好き」と思っている部分と、
「嫌い」と思っている部分が
どちらも互いに相互依存している関係にある、
ってことに気づくこと。
たとえば、
「お前、ポンコツだわぁ~」とか言ってくる
めっちゃ感じ悪い人がいるとする。
そ―ゆーこと言われたら、
そりゃ確かに嫌だよね。
でもね、それを別の視点から見て見ると、
いろいろな解釈が出てくる。
解釈1.
「あなたが実は優秀な人で、それに嫉妬している人が、
あなたに対してポンコツと言った」
解釈2
「あなたが自分で自分のことをポンコツだ、と思い込んでいるから、
それが周りに伝わってしまい、最終的に、それを口にする人が現れた」
解釈3
「ポンコツだわぁ」と言ってた人は、プライベートですっごい不運があって、
憂さ晴らしにあなたにポンコツだわぁ、と言った。
解釈4
・・・・
と言う感じで、いろいろな
解釈が出てくる。
でもね、それらのうちどれが本物かは
まだわからない。
ホンモノかどうかを確認するには、
それらの解釈のうち、もしホンモノがあれば、
相殺されて、消しゴムみたいに消えてなくなる。
2つは1つのセットだから、
反対側を見つけられた時、
それを認めると、
もう片方も消えてなくなる。
もし、あなたが自分で自分のことを
ポンコツだ、と思い込んでいることが
ホンモノの原因だとしたら、
今度は逆に
「自分はできるやつだ!」って思い込む。
すると、その態度は
周りに伝わっていく。
すると「あなたはポンコツだ」
と言ってくる相手は、それを言わなくなる。
だってもうあなたは「優秀」なのだから。
そんな感じ
どれが原因かを見つけ、
その原因を生める。
そうすれば消しゴム効果。
そんで、本当に言いたいことは
そーゆーことじゃなくて、
個人的に思っている
もっと心の深い部分について言うと、
競争のない教地
(パクス・アミニ世界線)を信じて疑わない僕は、
「競争する世界」に対して、
嫌悪感を持っていたんだ。
ギスギスしたり、
ドロドロしたり、
あくせくしたり、
ギラギラしたり、
ゴマすりすりしたり、
ペコペコしたり、
自分の本心を殺して、
何かに合わせないといけない、
そーゆー競争世界の感覚が、
とても息苦しかったんだ。
そして自分は、
この嫌悪感に対して、今まで、
ずーっとずーっと
囚われて生きていた。
このような「競争の世界」を、
「嫌だなぁ~」
って感じで見ていた。
そして、それとは対極する
「競争しない世界」に、
とても希望を抱いていた。
そんでね、
「この競争しない理想の境地」
と言うのはね、別に、来世とか、
別の宇宙空間にあるとか、
別世界のモノ、別次元のもの、
とかそーゆー、
「どこか遠くのモノ」では
決してないということ。
この現実世界において、
実在可能な状態のことを
言っている。
そしてそれが実在可能である理由こそが、
僕が嫌だなぁ~って毛嫌いしている
「競争がある世界」のおかげだったりするんだ。
なぜなら「豊かさ」とは
「競争」によって生まれ、
豊かさは「競争しない世界」へ
流れていくのだから。
もちろん、いくら、豊かさを生むとは言え、
「競争だけの世界」だけでも、
この世界は成り立たない。
なぜなら、競争だけの世界は、
バトルロワイヤル状態となり、
最後にはたった一人しか残らなくなるから。
でも実際に、僕らの社会はそういう風にはなっていない。
競争で得た豊かさはちゃんと、
競争しない世界(守るべき世界)に対して、
還元されているんだ。
(ちゃんと循環している)
たとえば、家族を養ったりとか、
好きなことのためにお金を使ったりとか。
生産性のない(だけども精神的に豊かなこと)
のために使ったりとか。
だからね、
(昨日のブログ記事の続きになっちゃうけれども)
競争しない世界(パクス・アミニ世界線)に住みたければ、
競争する世界を否定しないことなんだ。
どちらも2つで1つ。
片方だけでは存在しえないのだから。
相反する2つの事柄があって、
敵対しているうちは、相殺されない。
どちらもあるがままに見つめていくと、
それらの境界線はぼやけていく。
そしてやがて、完全に消える。
そのうえで、
結局自分はどっちに行きたいか(生きたいか)
を選ぶんだ。
片方を否定せず、
ただ、ありのままにそっとしておく。
そのうえで、自分が属する方へ、
すーっと入っていくだけ。
無理せず、
力まず、
抵抗せず、
批判せず、
反発せず、
「嫌なことの気持ち」
が消しゴムによって消し去られ、
あるがままの状態を受け入れていく。
そのうえで、欲しい方を
選択していく。
それがスムースなやり方。
それが抵抗を生まないやり方。
スタバるネコ店員
「お前、大人になったじゃん?」
「ほら、キャラメルマキアートおごってやるよ」
ありがとう!
スタバるネコ店員!
ありがとう!
そんな感じ。
そんじゃ