トップの更に上の世界への扉の見つけ方

 

一等賞の輝きに目がくらんでいるとき、

絶対に見ることができない。

 

 

 

 

一位の高みを見上げているとき、

その奥に隠されている真実を知ることができない。

 

 

 

一番を目指している限り、

一生出会うことはない。

 

 

 

 

「トップ イズ ベスト」という世界観にいる限り、

その次のイメージができず、そこで思考が止まる。

 

 

 

 

ゆえに、その先を認識することができない。

 

 

 

つまり、見えない世界への扉は、

一生、出現しない。

 

 

 

トップになれる者は、いつ何時でも、

楽にトップになれるから、

トップにいることに執着していない。

 

 

 

とっくの昔に、

トップでいることに飽きているから、

もう既にトップの座にいない。

(どこかで楽しく遊んでいる)

 

 

 

余裕のよっちゃんだから、

常にゆるゆるしている。

流れの状態だ。

 

 

 

トップの座に必死で到達した者は、

やっと手に入れたものであるから、

執着する。絶対に手放さない。

ゆえに変化を恐れる。

不動のまま常に、わかりやすい場所におさまる。

 

 

 

今の座を奪われまいかと、

常に緊張と共に生きている。

カチカチしている。

固定した状態になる。

(*もちろん、全員がそうではありません)

(そうではない素晴らしい人もたくさんいると思いますきっと)

 

 

 

ただ、ここで言いたい点というのは、

トップを見ている限り、

トップしか見えない限り、

トップにしか興味が無い限り、

その先のゆるゆるな世界を知ることができない。

 

 

 

それはその先にあるのではなくて、

足元にあったりする。

隠れていたりする。

180度振り向いたところにいたりする。

過去に「興味が無い」と思い、過ぎ去ってしまった場所に本当はあったりする。

そもそも全然違う場所にいたりする。

「え!?そこ!?」みたいなところにいたりする。

 

 

 

 

おちゃめなのだ。

自由なのだ。

変化の存在なのだ。

妖精のように見えないのだ(でも存在している)

「僕は雲じゃないよ~ひつじだよ~」

 

 

 

 

だから、固定した頭のままでは、

きっとそれを見つけることができない。

 

 

 

自分自身も頭を

ぐにゃんぐにゃんにして、

凝り固まった常識を捨てて、

変化を恐れず、

この不安定な世界の中に飛び込んでいくしかない。

 

 

 

トップは実にわかりやすい場所にある。

そしてそのトップを見つけるときに役立つのは、

外の世界にある目印や標識や地図やアイコンやアバターや偶像だ。

 

 

 

それらはトップを見つけるには最高のツールやデータだ。

 

 

 

だけれども、その先を見ようとするとき、

それらのツールやデータが、だんだんと意味をなさなくなってくる。

 

 

 

 

本来、本当に信頼すべきなのは、

外にあるツールじゃない。データじゃない。

自分の心が指し示す「羅針盤」だけ。

 

 

 

情報に頼るな

盲目になろう

 

 

 

目を閉じたまま歩こう

 

 

 

目を閉じたまま、

暗闇の中を、何もわからないまま、

恐怖と共に歩く。

 

 

 

 

やがて恐怖が薄らいでいき、

暗闇に慣れてくる。

同じことに飽きてくる。

 

 

 

 

するとやがて自分の心の中に火が灯る

 

 

 

それが自信ってやつだ

 

 

 

 

目を閉じて歩けないのであれば、

自分以外の、外の何かを一生

あにして生きることになる。

 

 

 

 

だがしかし、今度は、頼れるソレが無くなったとたん、

自分の自信すら保てなくなる。

 

 

 

それこそ、本末転倒だ。

 

 

 

 

外の印を探し追い求め、それを信頼し続けるよりも、

自分の心の中にある羅針盤の精度を磨いていたい。

 

 

 

その出会えるステキな世界への扉を求めて。

 

 

 

 

そんじゃ