選択肢を絞った方が道は具体的になっていく

昔、アメリカの

オマハとかいう田舎町に

短期間だけ、

ホームステイしたことがあった。

(ウォーレンバフェットが住んでる)

髪が伸びてきたから、

せっかくだから、

どこかで

髪を切りに行こうと思って、

田舎の床屋を見つけて、

入ってみたら、

メニューを渡された。

角刈りと

丸刈りと

ツーブロック。

そんだけ。

絶句だった。

当時、ティーンエイジで

髪型を気にしだしてきた、

お年頃にとって、

角刈り、

丸刈り、

ツーブロックは、

どれも避けたいほどの

究極の選択だった。

あ、

ツーブロックって言っても、

日本のオシャレな

美容院でやってくれる

カッコいい感じの

ツーブロックではなくて、

アメリカの軍隊映画に

出てきそうな、

マジもんのツーブロック。

頭マジ、きのこの山。

まる子。

丸刈りは、

野球少年になってまう。。。

角刈りは、

ガイル少佐になってまう。。。

ツーブロックは、

フォレストガンプに

なってまう。。。

なので、そのあと、

そおっと、

お店を出たのだ。

だがしかし、

あれから大人になって、

分った。

あの床屋は

正しかった。

なぜなら、

なかば、半強制的に、

僕たちを

幸せにしてくれるから。

人間は、選択肢が増えると、不幸になる

それは、こっちのブログでも書いた通り↓

「決断はチョロくできるときが吉」

あっちを選んでおけばよかったかな・・・

こっちにしなければよかったかな・・・

こうして、悩みと苦悩が始まるのだ。

それからもう1つ、

情報が多すぎると、混乱する

情報にあふれる現代社会。

僕らはあの情報、この情報、

膨大な情報に意識を持っていかれる。

昨日の情報、

明日の情報、

目まぐるしく変わり、

頭が追い付かない。

情報が多すぎると、

混乱するんだ。

ということは、

こっちでも書いた通り↓

「あの人とこの人の言ってること結局どっちが正しいの・・・」

だから、

選択肢を絞れば絞るほど、

悩みが消え、

混乱が収まる。

人間が同時に

とらえられる選択肢は、

7つぐらいまで。

選択肢が増えれば、

選択の自由が増えるけれど、

選択した後の世界

想像し始めてしまい、

脳みその処理が

とてもじゃないけど、

追いつかない。

そうすると、

あれこれ考えだし、

悩みだし、

今を生きられなくなる。

すると、

心を無くし始める。

忙しくなる。

すると、

不安になってくる。

まだ怒っていない未来の心配をしだす。

選択した後も、

別の選択肢にしておけば

よかったのでは、

と思い、選択した過去を

悔やみ始める。

今を生きられなくなる

今を生きられないと、

今感じられる幸せを

感じる機会を、

絶えず逃し続けることになる。

すると、

不幸になる。

だから、

選択肢は、

少なくていい。

絞ったものを、

選び、

選んだものの中に、

幸福を見つけ出す。

決断し、選ぶ、

という行為をした

自分に自信を持つ。

そしたら、

そのあとは、

選んだ道を進めるようになる。

自分主体で選んだ選択から

発生した道は、

あなたが自信を持ち、

主体的に歩み始めることで、

どんどん、具体的になっていく。

だから、

あの床屋は、

正しかったのだ。