宮崎駿ワールド全開!都市伝説のあるジブリ作品まとめ

いつの時代も空前の大ヒットを生む、宮崎駿監督の作品たち。現実世界では見たことのない生き物との共存、時代を飛び越えた世界観、私たちの生きる世界にはない新しい描写だらけで、子どもながらについつい惹き込まれてしまいますよね。そんなジブリ作品ですが、実はあまり知られていない都市伝説があるんです。中には、映画を観るのが怖くなってしまうようなトラウマ級のものも。いくつかは有名なジブリ都市伝説ですが、まだまだあなたの知らない裏設定があるかもしれません。今日は、そんなジブリ作品の都市伝説をまとめてみました。

怖すぎる!ジブリ作品に隠された都市伝説まとめ

【となりのトトロ】まさかの死神説!サツキとメイはすでに…

トトロ 都市伝説で有名なのは、トトロが死神だという話。トトロが見えるということは、その人はもう亡くなっているという説がありますよね。ということは、メイが森の中に迷い込んでトトロを発見したときには、メイは不慮の事故で亡くなっていることになります。そしてメイを探すサツキもとうとうトトロを見てしまい、しまいには「メイのところに連れて行って!」とお願いしますよね。そう、メイのいるところとは死後の世界。この時点で、サツキもあの世へ連れていかれたのではないか…といわれているんですよ。

【魔女の宅急便】キキが魔法を使えなくなった本当の理由とは

『魔女の宅急便』に隠された都市伝説は、よりリアルで説得力のある設定でした。物語の最後、キキは魔法が使えなくなり、空も飛べなくなってしまいますよね。その理由について宮崎駿監督は、「女の子なら分かる」と語っているんです。キキが初潮を迎え、大人の女性になったという理由が濃厚なようですよ。

【天空の城ラピュタ】悪の親玉ムスカの最後とは?

ラピュタで有名な呪文「バルス!」。その呪文がトリガーとなり、ラピュタが崩壊するラストシーンは、臨場感たっぷりに描かれていますよね。その際、崩れ去っていく瓦礫をよーく見てみると…なんと、悪の親玉ムスカが一緒に落ちていく描写が確認できるのだそうですよ。

そしてもう1つ、ラピュタではとても不思議な現象が起こっているんです。ラピュタのエンディングといえば、脱出したパズー達が描かれ、ラピュタの木が宇宙まで登っていくシーンですよね。しかし、何人かの視聴者は「パズーがシータを故郷まで送り届け、握手をして別れる」というエンディングを見たというのです。もちろん、そんなエンディングが放送された記録もないそうなのですが、一部の視聴者には不思議な記憶が残っているんですね。

【もののけ姫】コダマの正体は後のトトロ!?

神秘的な世界観で、一度見たら忘れないストーリーも人気の『もののけ姫』。作中に登場する可愛らしい生き物「コダマ」が、成長するとトトロになるという裏設定があるそうですよ。宮崎駿監督は、古くから生きているというトトロが『もののけ姫』の世界で生きていないのはおかしいと考え、そのような設定を加えたのだとか。

【千と千尋の神隠し】遊郭を描いた物語だった

『千と千尋の神隠し』の舞台は遊郭。客となったカオナシはお金で千に奉仕してもらおうとしましたし、娘を夜の世界に入れた両親は豚の姿になってしまいましたよね。ほかにも、北朝鮮と日本の関係をモデルにしている部分もあると言われているんですよ。大人になってから見てみると、興味深い発見がたくさんありそうですね。

まとめ

老若男女問わず人気を博してきた、多くのジブリ作品。子どもの頃は、その神秘的な世界観や壮大なスケールに魅了され、教訓の多い素敵なお話として、私たちの心に残り続けています。しかし、大人向けにはかなり過激な裏設定も存在していましたね。親子で見たい作品ですが、その捉え方や感じ方は全く違うのかもしれません。宮崎駿 新作「君たちはどう生きるか」の公開も、今から楽しみですね!