遊んで暮らす超未来都市『ネオ★ハトガヤ2』(ネオ旦那編)

 

前回の話はこちら↓

「パート1」

 

 

超未来都市「ネオ★ハトガヤ」の住人、

AIロボットのジャスタウェイMk.2に導かれるまま、

タイムマシンに乗ってもとの時代の世界へ帰ろうとしたが、

なぜか帰れず、再び、ネオ★ハトガヤに戻ってきてしまったヒヨコ。

 

 

 

ひよこ

「オイ、オイ!

オイ、オイ、オーイ!!!」

 

 

ジャスタウェイMk.2

「ハジメマシテ、コンニチハ」

「よーかそ、超未来都市 ネオ★ハトガヤへ」

 

 

 

 

ひよこ

「オイ、コラ!ちょと待てや!」

「はじめましてじゃねぇ!」

「つい5分くらい前までずっと一緒だったじゃないか!」

 

 

ひよこ

「記憶を呼び戻せ!メモリーを回復してくれ!」

「あんたのタイムマシンで帰ろうとしたけど、全然帰れないじゃんかよ!」

「頼むから、元の世界へ帰らせてくれえええ!!」

 

 

 

「あ。ヒヨコくん、こんちゃす。」

「え?タイムマシンで帰れなかったの?」

 

 

ひよこ

「やっと思い出してくれた・・・」

「そーだよー、帰れないよー!なんとかしてよー!」

 

 

 

「ええと、どれどれ。。。」

「ああ、これね、ハイハイ、うんうん」

 

 

 

 

「あのね、タイムマシンの部品の一部が欠損していたんだわ。」

「ビスの代わりに、きなこ棒が刺さってたんだわ」

 

 

「たぶん、抵抗勢力『ウラヤッスー』の嫌がらせなんだわ」

(あそこはアメリカなんだわ)

 

 

小学生か!

なんだそのしょーもない嫌がらせ。

あとウラヤッスーって何・・・。

 

 

ええとね、この部分の部品を

取り寄せるまでに、あと一週間くらいかかるんだわ。

だからね、もう少しここにいるといいんだわ。

 

 

 

 

一週間!?!?

うわぁ~、長いなぁ~

(はよ帰りたい)

 

 

 

まあ、そんなことより、

あと1週間もあるんだから、もう少し、

ネオ★ハトガヤ見物としゃれこんでみてはどうじゃろか?

 

 

 

あ、今回もまたキャラ変わった。

ええ、またですか~。

しょうがないなー、じゃあ、

ちょっとだけですよ!?

 

 

 

再び、ネオ★ハトガヤ見物へと向かう2人。

 

 

 

 

西暦2110年

超未来都市「ネオ★ハトガヤ」

前回より、ネオ★ハトガヤ市長です。

 

 

 

 

ねえ、ジャスタウェイMk.2君、

そういえば、ネオ★ハトガヤの住人は、

みんなニートだったよねぇ?

 

 

そうなんだわ。

君のいた時代では考えられないかもしれないけれど、

2110年のネオ★ハトガヤでは、

みんなが好きなことをして遊んで暮らせているんだわ。

 

 

 

ボクちんは、そこのところすごく興味があるね。

もっと詳しく知りたいな。

 

 

 

前回の話ではさ、

市民はみんな「ベーシックインカム」をもらって、

そのお金で好きなことして暮らせているって、

言ってたでしょ?

でもさ、そのお金ってどうやって

出てくるんだろうって、思うんだよね。

 

 

 

それは簡単なんだわ。

未来都市だからね、なんかこう

近未来的な発明とかガジェットとかで、

ガーって、ウィィイインって、

やって、なんとかなるんだわ。

 

 

 

いや、そのくだりは

前回も聞きましたよぉ~(困

(バカなのかな)

 

 

ボクちんはもっとまじめに

その仕組みを知りたいんです。

 

 

 

モチロンなんだわ。

僕はAIロボだからね、そんな説明は、

お茶の子さいさいなんだわ。

 

 

 

あのね、2110年の世界には、

「ネオ★旦那」がたくさんいるんだわ。

 

 

 

ネオ★旦那?

 

 

 

 

そそ、ネオ★旦那。

 

 

ネオ★旦那はね、すっごいお金もってるんだわ。

あるいはね、すっごい力とか、

すっごい人を引き付ける力とかを持ってるんだわ。

 

 

ネオ★旦那は、

時に、大企業なんだわ。

あるいは、超個人(超インフルエンサー)なんだわ。

あるいは、超団体(NPO的なの含め)なんだわ。

 

 

 

ネオ★旦那は、

ジャンル問わず、多岐にわたって、

たくさん存在するんだわ。

そんで、彼らが、ネオ★ハトガヤ、

いや、この日本を引っ張っていってくれるんだわ。

 

 

 

ええ!企業や個人が日本を引っ張ってるんですか!

ええ、でも具体的にどうやって?

 

 

 

ええと例えばね、

、建設とか不動産とかが得意な大企業はね、

『住む系』のことに長けてるんだわ。

そんで、彼らはね、社員とか、あるいは

協力してくれる個人たち(フリーランサー)に

無償で住宅提供するんだわ。

 

 

あとね、IT農業とか、

無人飲食店フランチャイズとか、

大型モール系スーパーとかを

まとめて一手におさめる超巨大企業がね、

『食べる系』が得意だからね、

無償で食事補助とか食事提供してくれるんだわ。

 

 

それからね、外資とかと絡むんだけどね、

大手の製薬会社と医療系ががっちゃんこした

超巨大企業が、超格安で医療の面倒を

みてくれるんだわ。

 

 

 

あとね、

超個人たちはね、遊びの達人だからね、

彼らが新しい遊び方(お金の使い方)を

みんなに伝えてくれるんだわ。

 

 

あとね、超巨大企業でも、超個人でもない、

多くの人たちのうちね、団体を作る人たちが割と多くいるんだわ。

君の時代でいうところのNPO的なやつなんだわ。

「賃金・条件ベース」じゃなくて、「生きがいベース(モチベーションベース)」

で動くと、人間って実に効率よく動くようにできているんだわ。

そういう団体は、主に環境とか、人権とか、社会の問題系を

解決することに長けているんだわ。

 

 

 

 

そんな感じで、

国が弱った昨今、

企業や個人や団体がね、

経済を回す仕組みに加担してるんだわ。

もちろん、企業や個人に消費されたお金が

国へ行って、そのあとまた、ベーシックインカムに

変わっていくんだわ。

 

 

 

なんで企業や個人なんですか!

そんなんで回るんですか!

 

 

カンタンなんだわ。

そっちの方が、政府がやるより、

みんなの生きるモチベーションが

アゲ⤴なんだわ。単純に。

 

 

 

僕らAIロボには全く理解できないのだけれどね、

どうやら人間という生き物はね、

食べて寝て住めるのが保証されると、

だらけて怠けるどころか

むしろ、クリエイティブな活動を欲するようになるんだわ。

(だらけて怠けるのは全体のごくわずかなんだわ)

 

 

 

なるほど。

でもでも、ネオ★ハトガヤの人たちは、

政府から、毎月、

ベーシックインカム的なお金をもらえるんでしょ?

それに、ネオ★旦那から、最低限の

住まいと食事は保証されてるんでしょう?

それなのに、なんで、ネオ★旦那である企業のもとで

働いたりするんですか?

 

 

それもカンタンなんだわ。

理由は3つあるんだわ。

まず1つめの理由はね、

ベーシックインカムは毎月支払われるけど、

有効期限が1か月ということなんだわ。

一か月以内に、パーッと使わないと、

ただの紙切れになって、損しちゃうんだわ。

おかげで、経済がガチャみたいに回る回る。

 

 

そんな、モンストみたいに言うな

 

 

そんじゃ2つ目の理由。

食う寝るには困らないけど、

1か月の有効期限付きのベーシックインカムだと、貯金ができない。

だからね、何かあったときの備えとしてね、

ネオ★旦那の元で働くんだわ。

(政府は、ベーシックインカム以外で得た収入に関しては、

普通のお金と同じ扱いとして見てくれるんだわ。制限付きではない普通のお金)

 

 

 

それでね、ネオ★旦那の側としても、多くの働いてくれる人たちがいるからこそ、

かれらに無料の住宅とか、食事を提供できるんだわ。

つまりね、人々も企業もお互いに共依存している、

いわば、「運命共同体」みたいな関係なんだわ。

*まあ、働くといっても、最大で週に3日まで、って国で決まってるけれどね。

(無駄作業はすべて、AI化で省いている)

 

 

 

 

もっと稼ぎたい人はどうするんですか?

 

 

それは理由の3つ目に繋がってくるんだわ。

3つ目は、「遊ぶ金ほしさ」または「遊ぶため」

なんだわ。

 

 

 

君がいる時代では、理解がしずらいかもしれないけれどね、

この時代では「稼ぐ」=「遊ぶ」になるんだわ。

もちろん、すべてがそうなるわけではないけれど、

「稼ごう」としたときに「遊び」によって収益が出てくるんだわ。

そして、ネオ★旦那である「超個人」(遊びの達人)になることを

政府は推奨しているんだわ。

なぜならね、この3番目のネオ★旦那である「超個人」こそが

人々の消費を掻き立てる役割を果たしているからなんだわ。

 

 

個人の遊びが消費を掻き立てる?

 

 

 

 

この3番目のネオ★旦那である「超個人」は

遊びの達人であったり、

あるいは、芸能人的な立ち位置であったり、

インフルエンサー的な人であったりする。

 

 

 

彼らは、食う、寝る、住むなどの、

動物と同じような生き方ではなく、

それ以上の「もっと人間らしい生き方」

すなわち「クリエイティブな生き方」を

実践しているモデルたちなんだわ。

 

 

 

彼らは社会への希望、夢、光を提供するんだわ。

あるいは、新しい知識、方法、ノウハウ、などを提供する人たちもいるんだわ。

そういう人たちの生き方をしようと、

みんながどんどんお金を使うようになるんだわ。

主に「遊び系」に使うようになるんだわ。

 

 

 

たとえばね、この2110年では、

VRとARの両方を使った新しいeスポーツが盛んなのだけれど、

eスポーツをしているインフルエンサーがどんどん、

その活動を普及してくれているんだわ。

そんで、食う、寝るに困らない人々は、どんどん、

新しい遊びのためにお金を使うんだわ。

 

 

君の時代だってそうでしょ?

例えばさ、親に養ってもらっていて、

食べる寝るに困らない若者は、

遊びにお金使う傾向が高いでしょ?

未来ではそういう人間たちが増えるんだわ。

全体的に社会の豊かさが底上げされるんだわ。

 

 

 

う~ん。

何から何まで、ボクちんの世界では

理解しがたいような想像も絶するお話です。。。

(がしかし、未来ではこうなのだから、きっとそうなのだろう)

 

 

 

なんかその、ネオ★旦那っていう存在は、

すごいですね。

文字通り、みんなを引っ張る旦那様的な

存在なんですね。

 

 

 

おっと、ネオ★旦那のお出ましなんだわ。

 

 

 

デデーン!

 

 

 

ってあれ、前回も出てきた、

タイムマシンに乗ってた

ただのオッサンじゃないですか!

 

 

ああ、間違えた・・・。

あれはネオ★旦那ではなく、

ネオ★オッサンなんだわ。

 

 

ネオ★オッサン・・・?

いや、普通のオッサンと何が違うんですか一体・・・

(ネオオッサン、言いづらいなぁ・・・

 

 

 

この時代はね、とにかく頭に「ネオ」ってつけておけば、

なんか人生うまく回るんだわ。

 

 

でね、ネオ★オッサンって言いづらいからね、

最近は、みんな「ネオッサン」って略して読んでるんだわ。

 

 

 

そんで、それもめんどくさくなってね、

最近ではね、もうみんなして「オッサン」って呼んでるんだわ。

 

 

 

いや、もう、ネオの存在理由とは一体・・・

 

 

 

オッサン

「マシン直った」

 

 

 

おお!それはグッドタイミング!

ヒヨコ君、どうやらタイムマシンが

直ったみたいなんだわ。

 

 

 

おぉ!

これでついに、おうちに帰れる!

(前回も出てきたあのトイレみたいなマシン)

 

 

 

それじゃヒヨコ君、

達者でな!

 

 

 

 

ヒヨコ

「うん、ジャスタウェイMk.2君も、お元気で!」

「今度はボクちんのこと忘れないように、

ちゃんとメモリー保存しておいてくださいよ!」

 

 

 

 

ああ、もちろんなんだわ。

それじゃーねー!

 

 

うん、バイバーイ!

 

たぶん、続く

 

 

 

 

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