今まで信じていた神話が崩壊し始めた話

 

 

みんなが大好き大人気・超大物

ユーチューバーは、凄いと思うけれど、

あんまし興味がわかないのだ。

好きなことしてるんじゃなくて、

再生数のため、視聴者のために自分を犠牲にしている。

だって「時には〇〇を我慢している」というように、

本人が本音をポロっと言っているのを聞いたとき、

「ああ、これはあんまし、幸せそーじゃないな」と思った。

 

 

 

 

メジャーじゃないけれど、

知る人ぞ知る有名な配信者〇〇ちゃん。

笑わないし、愛嬌をふりまかないし、誰にも媚びない。

言いたいことしか言わない。

何の特技もスキルもない。

ただ食べるか、テキトーな遊びをするか、

しゃべるだけwww

なんか最初からいろいろ捨てちゃってる感が、

たまらなく良い。

「ああ!コレコレ、こーゆーセルフイメージ!最強!」

って思った。

 

 

 

 

「あん?

若くてイケメンだったり可愛かったり、

イケボだったら、

そりゃ人気あるだろう?」

 

 

 

と斜に構えているそこのYOU。

ちょっと待ちなされ。

 

 

 

大好きなゲームしかやらない80越えの某人気、

おばあちゃんユーチューバーや、

ただ寝てるだけのデブで人気のニートオッサンやら、

世界はめっちゃ広いんだ。

 

 

 

 

そーいえば、僕の親友のお母さんは、

洋服を手直ししたり、作ったりするお仕事をしている。

 

 

 

そんで、彼女は学校を出てから、一度も就職をしたことが無い。

洋服を作るのが好きで、そんで、周りの人が、アレコレ、

いろいろと仕事を紹介してくれる。

 

 

 

そーやって「自分の好きなことだけ」に集中して、

気が付いたらそんな状態がもう何十年って続いているそうだ。

自分で営業もしたことないし、そーゆー知識も一切ない。

ただ、周りの人たちが仕事を依頼して来るのだ。

 

 

 

 

 

そーいえば、尊敬するジェダイのお一人、

書道家の武田双雲先生も、

そのような生き方をしていらっしゃるそうだ。

周りの人たちが、あれよこれよと、

いろいろなお仕事を先生にお願いして、

そして先生の場合はそれが、世界規模という大きな枠組みで

活躍をされていらっしゃる。

 

 

 

自分から売り込みせずとも、勝手に豊かさが舞い込んでくる。

先生はこれを「感動マーケティング」と呼んでいらっしゃる。

(もちろん、これは人をコントロールなど一切していないのだ)

 

 

 

 

そーいえば、会社員時代に友だちに誘われていった、

ある経営者の講演会。

あの日は、僕が起業をするキッカケとなった日だ。

その講演者は中村文昭さんという方。

 

 

 

数々の飲食店を立ち上げたけども、自分で集客などをせず、

たくさんの人々の口コミだけで繁盛していったそうだ。

 

 

 

しかも、その後、自分から頼んでもいないのに、当時は、

人々に呼ばれて、日本全国を講演して回っていらっしゃった。

しかもそれが一年のうち360日くらいを占めていたそうだ。

つまり、ほぼ毎日。

 

 

 

 

そしてついにその時が来た!

 

 

 

 

僕が尊敬する偉大なるジェダイ、

本田晃一さん(通称:本田こーちゃん)予言通り

僕はついに「自分の行きたい道の先を行く人」

と出会うことができたのだ。

 

 

 

 

 

しかもそこら辺の

道端で!w

 

 

 

「自分の行きたい道の先を行く人」

それはつまり僕にとってのメンター(師匠)的存在。

でも、それは僕が勝手にそう思っているだけで、

彼はとても良い友人なのだ。

 

 

 

彼は僕より7つくらい年下なのだけれども、

偉大なジェダイが言うような考え方を既に持っていた。

 

 

 

やっぱり彼も「自分の好きな音楽」だけをしていて、

ネットすら使わない(持ってるのは無料ブログ1つだけ)

 

 

 

でも人々が勝手にSNSとかで彼の存在を広めるし、

彼が願ったわけでもないのに、勝手に人が集まって、

小さいながらも1つの団体の長を務めている。

(きっと今後、もっと大きく成長していくのだと思う)

 

 

 

そんでやはり、いろいろな人々にお願いをされて、

日本各地を演奏しに回っている。

自分から何かをしているわけではないのだった。

 

 

 

まるで小説「ムーミン谷」に出てくるスナフキンのような彼は、

自然体で、風のようで、自由気ままに旅をして、

好きなように生きているのだ。

そんな彼に人々が好きでついてくるのだ。

 

 

 

そして僕も彼も、ビジネス仲間でもないし、

取引の関係でもない。

僕も彼も、ただ一緒に音楽を通して

「楽しい」を共有したくて、会うのだ。

純粋な友達なのだ。

 

 

 

お互いにかなり遠くに住んでいるから、

なかなか会えなかったのだけれども、

もうすぐ彼が遊びに来てくれる!

もう待ち遠しくて仕方が無いのだ!

 

 

 

信じていた神話が崩れるとき

 

 

 

 

僕はふと、肩の力が抜けた。

 

 

 

そして同時に、ものすごい数の

疑問が頭を駆け巡った。

 

 

 

 

営業って何なのだ!?

仕事を取るって何なのだ!?

起業するって何なのだ!?

マーケティングって何なのだ!?

集客って何なのだ!?

人をコントロールするって何なのだ!?

トレンドに乗るって何なのだ!?

目標を持つって何なのだ!?

人に尽くすって何なのだ!?

期待に応えるって何なのだ!?

頑張るって何なのだ!?

努力するって何なのだ!?

スキルを身に着けるって何なのだ!?

テクニックって何なのだ!?

自力ってなんだ!?

一人で登っていくってなんだ!?

ブランディングってなんだ!?

ちゃんとするってなんだ!?

誠意を見せるってなんだ!?

競争ってなんだ!?

 

 

 

 

僕が良かれと思って

信じてきたものは、

何だったのだああああ!?

 

 

 

 

まるで南極の永久凍土が、

地球温暖化によって徐々に

解けていくように、

 

 

 

僕の足元が、

ぐにゃぐにゃと揺らぎだし、

やがて溶けていく感覚になった。

 

 

 

がしかし、むしろ、

僕はこのまま水になってしまいたい。

 

 

 

水のように自由になりたい。

これまでの思い込みから解き放たれて、

自由になりたい。

 

 

 

水のように、収まるべきところへ収まる。

これが本来のあるべき姿なのだ。

 

 

 

実際に体験しないと人は気づけない

 

 

なんということだ!

 

僕は、自分がスタートする最初の時点で、

中村文昭さんのような生き方を

知っていた。

 

 

 

理解していたつもりだった。

講演が終わったあとも、毎日、

彼の音声ファイルを

一年以上、聞き続けていた。

 

 

 

それだけじゃない。

 

 

 

僕の親友のお母さんという

身近な存在がいたじゃないか!

 

 

 

 

それなのに!

 

 

 

僕は「一番大切なこと」

をすっかり忘れ、

ずーっと一人でがんばってきた。

 

 

 

 

こうやってブログに書いているし、

もう、小さなレベルでは、

いろいろな他力を体験させてもらって、

自分が信じている世界とは別の、

もう1つの真逆の世界について、

少しずつだけど、階段を登るように、

自分自身で経験してきたと思う。

 

 

 

 

だけども、まだまだ自分、

知っているつもりになっていた!

ってことがたくさんある!!

 

 

 

 

 

おい、最初のスタート時点で、

いや、もっとずっと前の時点で

「一番大切なこと」

を知っていたじゃないか、自分!

 

 

 

 

なんでそれを忘れて、

自力で頑張っていたのだ!?!?

 

 

 

 

アレコレとスキルを身に着けて、

どこへ向かおうとしていたのだ!?

 

 

 

 

僕の中で、バラバラだったパズルのピースたちが、

実際に「好きなことで生きる」の体験を通して、

ぴったりをそろったような感覚になった。

 

 

 

 

するとどうだろう・・・

 

 

 

 

僕の目の前にある壁に、

さっきまでは無かったのに、

突然、ドアが出現した。

 

 

 

「ああ、きっとこれは次の世界への扉だ」

 

 

 

 

僕はドアの取っ手を掴み、

そして恐る恐る、ゆっくりその取っ手を回し、

扉を開いた。

 

 

 

 

そんじゃ