ヴィパッサナー瞑想体験記★前編

 

 

この記事は、

【絶対厳守の秘密ルール】ヴィパッサナー瞑想

の続きです。

 

 

不思議な不思議な感覚器官の世界

 

そんな世界に出会えるヴィパッサナー瞑想体験合宿

 

指導のもと、正しい行為で行えば、

各自、それぞれの世界の深い、深いところまで

行きつくことができる

 

 

 

それでもタイムリミットは10日間。

それを越えたら、また強制的に

日常へと戻される

 

 

 

もし正しい指導から離れ、

自分勝手に世界を深堀してしまうと

恐ろしいことが待っている

 

 

それは・・・

 

 

 

後で説明することにしましょう。

 

 

 

それではまずは1日目からどうぞ。

 

 

 

1日目

合宿所に着くと、財布と携帯電話、パソコンなどを

係の人へ預け、夕食会が始まる。

 

食事はすべて菜食。

すべて寄付のお金で賄われている食べ物ですが、

好きなだけ食べてよいそうです。

 

 

 

食事の時、隣にいた人と話した。

前回の記事でも説明した通り、

瞑想合宿中は、修行者どうしで会話をすることが

一切禁じられているので、

この夕食会のタイミングが、人と話せる最初で最後のチャンス。

あとは、10日後の最後の日まで話せないので、

貴重な会話の時間です。

(ただし、施設内の係の人とは、合宿中も話ができます)

 

 

 

夕食後、合宿の細かな説明(オリエンテーション的な)

を係の人から聞く。

 

その後、解散。

そのまま歩いて、敷地内にある宿舎へとむかう。

宿舎は男女別の場所に分かれている。

 

 

 

宿舎に着いたら、ラフな服装へと着替える。

瞑想用の服は、スパッツとかベルトとか体を締め付けるものはNG.

部屋着のような、ラフな服装が良いです。

10日間続くので替えの瞑想用の服も持っておくとよいでしょう。

 

ちなみに合宿中は洗濯ができます。

宿舎の外にシャワー小屋があるので、

そこでシャワーしたり、洗面所で歯が磨けます。

 

 

合宿中、生活の細かなことは、係の人

(24時間、同じ施設内に住み込みで奉仕してくれる方々)

がいますので、その人に相談することができます。

 

 

 

瞑想の服に着替えたら、

その日の夜から早速、瞑想修行が始まる。

 

 

 

瞑想ホールは大きな広い建物で、

この中に、男性宿舎、女性宿舎から

修行者全員が集まり、全員で瞑想修行が開始される。

 

 

 

ホールの中に座布団が用意されている。

(腰痛持ちの人用に椅子もある)

 

 

 

ホールの中央ステージに

指導者がいて、瞑想のやり方を説明してくれる

 

 

 

ステージの前の方の席には、

常連の生徒が座り、

僕ら新人は後ろ側に座る

 

 

 

あぐらをかいて、

瞑想が始まる。

 

 

 

まずは、呼吸に注目する。

この呼吸に意識を集中することが、

この瞑想では基本のようだ。

 

*結論だけ先に言うと、

どうやら呼吸への意識集中が、

潜在意識へアクセスしやすくなるらしい

 

 

その理由は、呼吸

顕在意識と潜在意識の両方から

行うことができるからだそうだ。

 

 

例えば、呼吸は、

僕らが何も考えなくても、

常に無意識(潜在意識)で

行われている。

寝ている間でもそうだ。

 

 

 

で、脈や心臓と違って、

呼吸は、意識(顕在意識)で

その行為自体をコントロールすることもできる。

 

たとえば、意図的に

10秒間だけ息を止めることもできる

 

 

 

だから、顕在意識と潜在意識の両方から

作用できる「行為」なのだそうだ。

 

もっと言うと、顕在意識と潜在意識が

交流するところなのだそうだ。

 

 

 

 

では続き。

 

 

 

鼻の下。

上唇の上。

この間のエリアに意識を集中させる。

 

このエリアをなんて読んだらいいのか、

分からないので、僕が勝手に、

ちょび髭エリア」と呼ばせてもらう。

 

 

 

このちょび髭エリアに、

鼻から息が出てくる。

 

 

その息(空気)が

ちょび髭エリアに当たる。

 

 

この感覚をめちゃくちゃ感じるのだ。

 

 

 

この些細な行為を、

永遠に繰り返す。

何時間も繰り返す。

 

 

 

 

もう、死ぬほど退屈。

死ぬほど、余計なこと考えたくなる。

 

 

ツマラナイ

 

暇すぎて、死にそうになる。

 

昨日見たユーチューブの動画が

頭の中で再生される。

 

今日の朝のできごとが思い出される。

 

 

ついつい、楽しいこと考えたくなってしまう。

 

 

その数十秒後には、

「あ~早く終わらないかな~」

「あ~足痛い」

「しびれる~」

「だるい~」

 

 

 

もういろいろな感情が沸き起こってきて、

瞑想どころじゃない。

 

 

 

 

「呼吸への意識を集中させよ」

「今この瞬間への意識を」

 

 

 

瞑想指導の音声テープ

(指導は録音された音声テープを使ってやる)

が流れる。

 

 

 

 

すると、意識がまた

呼吸へ戻ってくる。

 

 

 

 

そんなことを永遠に繰り返し、

気が付くと夜9時。

 

 

 

(指導者)

はい、今日はここまで

おつかれさん、また明日ー

 

 

 

 

と、瞑想1日目終了。

 

 

 

チーン

 

Ω\ζ°) チーン

 

 

 

 

もう帰りたい・・・

なんでこんなわけわからんものに申し込んでしまったのだ・・・・

 

 

 

 

もう1日目の夜は後悔しかなかった

 

 

 

そして宿舎にて。

 

 

 

 

ね、眠れない・・・・

 

体全体が、痛すぎて眠れない・・・

 

 

 

慣れない瞑想のポーズを

何時間もしてたら、

体全体が、筋肉痛のような

鈍い痛みに包まれた

 

 

 

もう、後悔しかなかった

こんな辛い修業が、明日の朝から晩まで、

あと9日間続く。

 

 

 

2日目

 

朝4時起床。

外で鐘がカーン、カーン鳴る。

この音に合わせて起きて、

すぐに宿舎内で瞑想が始まる。

 

 

 

夜型人間の僕が朝4時起きとか、

いきなり刺激が強すぎる・・・

 

 

 

 

とりあえず、ベッドの上で瞑想。

 

 

瞑想・・・

 

 

!?

 

 

グーグーグー

 

 

 

zzz

 

 

 

気が付くと寝ている

 

 

 

そりゃ、そうなるわw

 

 

 

もう体ガチガチ痛いし、

疲れてるし、

眠いし、

 

 

 

 

とりあえず、

頭ぼやぼやした状態で、

朝6時くらいまで瞑想。

 

 

 

やることは、昨日教わった

「呼吸」への意識集中。

 

 

 

この時点で、

これにいったい何の意味があるのか、

まったくわからなかった

(これについての説明は、

後日教えてもらった)

 

 

 

とにかく、わからないけど、

素直にやろう

 

 

 

やればわかるさ

 

 

きっとなにか、

得られるさ

 

 

 

カーン、カーン、カーン

(鐘がなる)

 

ワーイ、

朝食ターイム! (´θ`)

(合宿唯一の楽しみ)

 

 

 

食堂へ行き、

菜食を食べる。

ウマウマ

 

 

 

 

その後、1時間くらい休憩タイムがある

 

ゴロゴロしたり、

のんびりしたり、

散歩できる

(人と話したいけど、それはNG)

 

 

 

9時くらいから瞑想ホールで

瞑想再開。

 

 

 

 

指導者

「今日は呼吸への意識を

さらに高めていきまーす」

 

 

(指導の録音テープ)

「ちょび髭エリアへ呼吸の意識を

集中させよ」

 

 

録音テープ

「きっと、君らは集中できず、

妄想とかしちゃってることでしょう」

 

 

 

俺「ず、ズボーッシ!」 (´θ`;)

 

 

 

録音テープ

「だけど、5分、10分、

意識が散漫してしまったとしても、

またすぐに戻ってこれれば、

ひとまずOKよー」

 

 

 

「ちょび髭エリアに空気が当たるから、

それをよーく、観察しなさいね。

そんじゃまた~」

 

 

 

 

そうしてまた苦痛の数時間が始まる

 

 

 

足痛い

眠い

だるい

ツマラナイ

暇すぎる・・・

 

 

 

 

そしてまた、妄想の悪魔が

頭の中にあらわれて、足を引っ張る

 

 

 

 

悪魔「おいおい、面白いこと、

妄想しよーぜ」

 

 

 

天使「ダ、ダメですぅ」

「指導者の言われた通りに

修行を行うのですぅ」

 

 

 

 

俺「グーグーグーzzz」

 

 

 

 

そんな感じで、

もう2日目も頭がグルングルン。

 

 

 

よくわからず、時間が流れ、

昼食ターイム!

 

 

ウェーイ! (´θ`)

(昼食が一番豪華なのだ)

 

 

菜食うまうま  (´θ`)

 

 

 

からの~

 

休憩ターイム!

 

ウェーイ! (´θ`)

 

ごろごろしたーい♪

 

 

 

 

そして歳月は流れ、

 

カーン、カーン、カーン

 

 

瞑想ターイム(アゲイン)

 

 

お、おう・・・ (´θ`;)

 

 

 

 

録音テープ

「ほんじゃぁ、引き続き、ちょび髭エリアの

呼吸を観察するよー寝るなよー」

 

 

 

ちなみに指導者のお仕事は、

瞑想の指導内容が入った

録音テープ(iphone)の

ボタンをポチってすること。

 

 

(あと、誤解の無い様に言うと、

ちゃんと瞑想後の個別相談にも乗ってくれます)

 

 

 

そんで、2日目の夜までこんな感じで瞑想が続きます。

 

 

 

【2日目の気づき】

・僕的に座禅に慣れて、足の痛みが和らぐ

・僕的に昨日よりは妄想の回数が減り、

意識が呼吸へ集中できるようになる

 

 

 

それじゃおやすみなさい

 

 

 

3日目

 

朝から瞑想が始まる

足の痛みは慣れた。

朝はまだ眠いこともあるけれど、

それでも意識を呼吸へもっていくことに

慣れ始めてきた。

 

ちょび髭エリアの観察も忘れずに。

 

 

 

瞑想ホールにて

 

指導テープ

「3日目キター!

そんじゃ、今日は、

ちょび髭エリアのスポットを

さらに観察してみよう」

 

 

「このエリアに息(空気)が当たってるけど、

何か感じるかな?」

 

 

「何か、ほかの感覚とか、感じるかな?」

 

 

「もし、感じなければ、

そのことは忘れて、呼吸に意識を戻してね

 

超重要事項

 

アニッチャー

といって、全ては流れゆくこと。

このことを知り、常に感情面の中庸を保つこと。

 

 

つまり、何かの感覚を感じたとしても、

それにとらわれず、それを追わない、渇望しない。

 

 

また逆に、何かの感覚を感じ取れずとも、

自分には才能がない・能力がないと落ち込まず、

そこにとらわれない。苦悩を求めない。

 

 

 

「うわ、いま、超感覚キター、俺レベル上がってる」

これ修行失敗パティーン(渇望)

 

「ああん、アタクシ、まだ何も感じない。きっとやり方がおかしいのだわ」

これも修行失敗パティーン(苦悩)

 

 

 

これらを「とらわれ」と言う

 

 

これにハマったまま、修行を続けていくと、

危険な世界に足を踏み入れるので注意が必要。

詳しくはまた後編の記事で。

 

 

 

まあ、ちょび髭エリアにおいては、

まだ全然危険なことはないです、

ただ、アニッチャーに気が付けず、

感情の面での中庸ができない人は、

かならず、「ある感情」に囚われることになります。

 

 

それでは続きます

 

 

 

テープ

「先輩の生徒たちは、

ちょび髭エリアのエリアを

どんどん狭くしていってね」

 

 

「新人君たちは、とにかく

今の状態をキープ

し続けられるようにしてね」

 

 

そんな中、僕は相変わらず、
頭の中で天使と悪魔が格闘をし続けていた
悪魔
「もう、修行やめよーぜ

人と話しちゃおうぜ。
そろそろ合宿所から脱出する計画を立て始めようぜ」

 

 

天使
「そんなのダメですぅ
受けたからには最後までやり通すのですぅ」

 

 


「グーグーグーzzz」

 

 

時は春。
いくら暖かいとは言っても、
夜は少し冷えたりする

 

 

 

それで、また頭の中に
煩悩(ぼんのう)が生まれ、
瞑想の邪魔をするのです

 
「寒いよ~」
「ブランケットかぶろう」
「真夏のハワイとか想像したら熱くなるんじゃね?」

 

 

そん感じで、
「呼吸への集中」
というこのたった一言ができないのです

 

 

言うのは超かんたん。
実際にやるのは・・・

 

 

集中したとしても、
3分後、人間の脳みそは、
また別のことを考え始める

 
そしたらまた別の妄想、
さらに別の妄想へと連想していき、
もはや呼吸のことなど忘れ始める

 
そう、それこそが
この瞑想の本質。
この瞑想の修行どころ。
意識を集中させ、
感覚器官を研ぎ澄ませる。
つまり、ちょび髭エリアに当たる息(空気)を感じること。
たったこれだけを、あと1日かけて行います。
こんなことを3日間もかけて、いったい何になるというのか・・・

この3日間、有意義に過ごせたのだろうか・・・

もったいない、ただの時間の浪費ではないのだろうか・・・

 

 

 

ちなみに、
3日目にして僕は、
ちょび髭エリアに当たる部分に
何か特別な感覚を感じたかというと、
全然感じておりません。
何も感じない。

 

 

言われてみれば、空気がかすかに当たってるかな感。
そんだけ。

 

 

 

さあ、失念のまま3日目の夜も、もう終わる。

 

 

4日目
カーン、カーン

(朝の瞑想ターイム)

早起きに慣れてきた
目をこすりながら、
瞑想と二度寝を繰り返すような状態が
朝の6時まで続く。

 

 

そしてまた、
朝食ターイム! (´θ`)

 

 

瞑想していても、
朝の5時半くらいから、
どんどん、時間が気になり始める。

 

 

「あと10分くらいでごはんじゃね?ワクワク」

 

 

まるで犬みたいな気持ちになりながら、
朝食の時間をカウントし始める。

 

 

この時点で、すでに
瞑想への集中は欠いているw
しかし、いざ、
食堂へ向かうと、
この日辺りから、食に対する興味が失せていく・・・

 

 
運動してないし、
仕事もほとんどしてない
本も読んでないし、
頭もさほど使っていない

 

 

 

ぼーっとしたり、
瞑想したり、

そんな状態で、
食欲もだんだん失せていく。

 

 

 

食後、瞑想ホールにて
録音テープ
「おいっすー。
今日は4日目だよー、瞑想いくよー」
「ちょび髭エリアの感覚はどう感じたかな?」

 

 

「ビリビリ電流のような感覚を得た人、
ヒリヒリ、スースーする感覚の人、
脈打つ感覚を得る人、
エリアが大きくなったり、小さくなったりする感覚の人、
くすぐったい人、
熱さを感じる人、
などなど」

 

 

 

「いろいろな感覚があるけど、
それは人それぞれ違んだ。」

 

 

「そんで、重要なことだけど、
その感覚が来たら、決して
追ってはいけないよ。」

 

 

「その感覚が来たら、
客観的に見るように。」

 

 

「あ、今、感覚がキター。
ふーん・・・って感じ。」

 

 

「いたって客観的。
追わない、求めない」

 

 

また、逆に感覚を感じてない人、
けっして、失望しない、がっかりしないこと。
感じなければ、またすぐに呼吸に意識を戻してね」

 

 

「そんじゃ、今日も迷走しようぜ!
あ、ちが、瞑想しようぜ!w」

 

 

 

このころ、僕は
足のしびれが気にならなくなっていた。

 

 

また、呼吸への意識も
長時間できるようになっていた

 

 

天使と悪魔の葛藤も少なくなってきた

 

 

でも、まだ来ない

 

 

僕も不思議な感覚欲しい!

不思議体験アンビリバボーしたい!

 

 

 

だって、その方が、修行してる感じするじゃん!
なんか、レベル上がった人みたいな感じするじゃん!

 

 

 

何も感じないよー(;;)
それでその日の午後まで瞑想が続き、
終了。

 

 

 

チーン
Ω\ζ°)

 

 

 

 

休憩ターイム! (´θ`)

ウェーイ!

 

 

 

休憩タイムはいつもフルーツ、
お茶、コーヒーなどが差し出される。

 

 

 

リンゴとバナナで
今日もフルフルしよーぜ、
イエーイ!

 

 

食事のときは唯一テンションが回復する。

 

 

りんごシャリシャリ。
バナナもぐもぐ。
コーヒーうまうま。

 

 

 

そしてシャワーを浴びてリラックス。

 

 

 

夜の瞑想が始まる。
カーン。

 

 

 

 

録音テープ
「さ、瞑想始めるよー。
今日は最後にネタバレするよーw」

 

 

 

ん?

まいいや。

 

 

 

 

そして僕は瞑想を真剣に続ける。
フルーツタイムを堪能し、
シャワーを浴びてリラックスした成果、

 

 

 

 

それは急に起きた。

 

 

 

か、感覚キター!
ちょび髭エリアに
ビリビリ感覚が起こる。

 

 

 

う、うわー、すげぇ!!
めっちゃ、ビリビリしてる!!
電流が流れてるみたいだΣ

 

 

 

そんな感覚の後、
今度は脈を打つような
ドクン・ドクンという感覚を得る。

 

 

 

う、うひょー!
今度は脈打ってる~!

 

 

 

なんだこれ楽しい~!!

 

 

 

 

この時僕は忘れていた。
感覚を追わずに、
客観的に感覚を観察する、
という超重要な前提事項を。

 

 

 

うわー、もっとビリビリ欲しい!
もっとドクン・ドクン欲しい!

 

 

 

なんか俺、悟リング中!

 

 

 

僕は4日目にして
ヴィパッサナーの教えを
会得しつつあるのだ!

 

 

 

 

とか超勘違いしていたwww

 

そんな中、盛大なネタバレが始まる。

 

 

 

 

 

録音テープ
「はい、そんじゃ、いきなりで悪いけど、
ネタバレするねー!」

 

 

 

 

「今、みんな真剣に瞑想してるけどね、
今やってるの、ヴィパッサナー瞑想じゃないよw」
「それ、アーナパーナ瞑想ってやつでした!
ヒャハハハ、ウケるww」

 

 

 

 

全員

ズコーッ!!!

_(┐「ε:)_ズコー

 

 

 

 

録音テープ
「あのね、ヴィパッサナーに行く前に、
必ずアーナパーナしないといけないのね。
君ら、ヴィパッサナーなめてると、危険だよ。

 

 

いきなり、ヴィパッサナーとか無理だから。

 

 

まずは、アーナパーナ瞑想で集中力を高めてもらって、
それから、ヴィパッサナー瞑想に移行しよう、
という算段でした。ちゃんちゃん♪」

 

 

 

録音テープ
「それで5日目から、本物の
ヴィパッサナー瞑想が始めるからね。
本番はここからだよ。

 

でも、今日までみんな、よく耐えたねー
偉いえらいー」

 

 

「そんじゃ、感覚を感じ取れた人も、
取れなかった人も、
明日から一斉にヴィパッサナーやるから、
引き続きよろしく。 じゃそゆことでー」

 

 

 

チーン

Ω\ζ°)チーン

 

 

 

そんなかんじで4日目も終了した。

 

 

ということで、本物のヴィパッサナー瞑想は
5日目以降から始まります。

 

 

 

前編おわり

 

 

 

後編へはこちら

 

 

瞑想センターの秘密のルールについてはこちら