一色貴志(いっしき・たかし)くん(8)
「どーも、今日もこのブログに出演することになった
意識高い系出身、令和に輝く天才少年でしゅ。」
「ボクちんは、8か国語をマスターし、
直木賞を受賞し、学校では学級委員長を務めておりましゅ」
「きわめて優秀でしゅ」
みんなの好感度指数:100%
たかし君
「学校でも社会でも、ボクちんは、
皆から求められる人気者でしゅ」
「あ、もうこんな時間だ。そろそろ、
学校の校内会議に出席しないとでしゅ」
みんなの好感度指数:100%
やさぐれ・ひよこ君
「おい?何見てんだよ!?」
「俺っちの顔に何かついているんかよ?」
「俺っちにメンチ切るやつは喧嘩上等だぜ!!」
みんなの好感度指数:2%
やさぐれ・ひよこ君
「どーせ、おれっちはみんなから怖がれているからよ」
「おれっちには学校も勉強も必要ないぜ」
「今にも、盗んだバイクで走りだしそうな衝動だぜ」
みんなの好感度指数:2%
「盗んだバーイクで~♪」
「すっ。」(ピタッ)
母「返してらっしゃい!」
たかし君(実家にて)
「あ~、疲れたでしゅ・・・」
「実はボクちんには、人に言えない秘密があるんでしゅ」
「家で、こっそりエロゲーをして遊んでいるんでしゅ」
「もうエロゲーがないと人生が潤いましぇんね」
みんなの好感度指数:50%
たかし君(実家にて)
「エロゲーのキャラクターの女の子がめちゃくちゃかわいいでしゅ」
「もうテレビの画面をペロペロしたいでしゅ」
「いや、キモくないでしゅ。これが生きる喜びでしゅ!」
ハアハア
みんなの好感度指数:20%
(学校帰り)
やさぐれ・ひよこ君
「あ~あ、きょうも学校だりぃかったなぁ」
「ちくしょう!あのセンコー、おれっちのことをクズ呼ばわりしやがって」
「今に覚えてろ!!」
やさぐれ・ひよこ君
「ん?なんだあれ?」
「お、おい!川で子猫ちゃんが
溺れているじゃんかよ!!」
子ねこ
「誰かたすけてにゃ~」
やさぐれ・ひよこ君
「お、ちょ、ま!」
「今、助けてやっからよ!ふんばれよ!」
「ほら、手を出せ・・・」
やさぐれ・ひよこ君の必死の救命活動により、
一命をとりとめる子ねこ。
子ねこ
「にゃ~!助かったにゃ~!」
「通りすがりの優しいひよこさん、ありがとにゃ~!」
やさぐれ・ひよこ君
「いや~、危ないところだった!」
「無事でよかったぜ!」
「もう一人で川で遊んじゃダメだぞ!?」
みんなの好感度指数:100%
好きと嫌いはコインの裏返し
好きと嫌いは、
ひっくり返る。
ちょっとのことや、
大きなことや、
あるいはおどろくことや、
いろいろな事象で、
皆の心は、好きか嫌いかに
ひっくり返る。
自分で自分の心を一番、把握しているつもりでも、
実は、あなたも私も、
かなりの確率で、この好き嫌いの現象によって、
コントロールされている。
嫌われる勇気
嫌われるのが嫌だから、
好きなことできない。
言いたいこと言えない。
自分らしく振る舞えない。
ありのままでいられない。
それはヒジョーにモッタイナイ!
なぜなら、
嫌われないと好かれないから!
あなたがあなたらしくなるとき、
あなたのことをワガママだと思ったり、
あなたの意見に同意できず、
あなたを嫌う人たちが出てくる。
だがしかし!
その道を通らない限り、
あなたは出会えない。
あなたのことを好きになってくれる人。
あなたの意見に賛成してくれる人。
あなたを応援してくれる人。
これらの人に出会えない。
あなたらしさを出すことで、
あなたを嫌う人と、
あなたを好きになる人、
という現象がはじめて生じる。
壁に掛かっている何かの絵
あなたが怖がって自分を出さないとき、
プライドが邪魔して自分を隠しているとき、
あなたの好感度指数は、
高くもなく、低くもない。
あなたの好感度指数は、
ずーっと無のまま。
何もない。
好感度指数:-(NO DATA)
誰にも気づかれない。
誰の記憶にも残らない。
誰にも必要とされない。
それはまるで、
どこかのお店の壁に掛かっている絵のようなもの。
まったくもって空気。
それってヒジョーにモッタイナイ!!
大丈夫、怖くても大丈夫。
ありのままを出していく。
それはそれで大丈夫。
嫌われても大丈夫。
好かれても大丈夫。
な・ぜ・な・ら
好きも嫌いも、
後で、ひっくり返る
好きばかりを集めても、
自分のいいところだけしか見せられず、
あとあと苦しくなっちゃうし、
嫌いばかりを集めて、
毎日が嫌な気分になったとしても、
後で好きに変えられる。
ありのまますべてを出す
いいところも悪いところも、
自慢したいところも、
隠したいところも、
ありのまま全部さらけ出す
これができたら最強。
なかなかできない・・・
でもこれができたら、
一番幸せ。
もう、何も怖くないし、
何も守らなくていいし、
何も訴えなくてもいい。
もう、ずーっと幸せ。
そして、好かれても嫌われても、
常にどっちでも大丈夫な状態。
すっごい怖いよね?
なかなか難しいのだけれど、
これをやれてる人は最強だなと思う
少しずつ、やっていこ