人から嫌われるとは、自分の気持ちに正直になること。
人の評価を得ようと頑張らないこと、これすなわち、ポンコツになること。
我々は、生まれながらにして皆、ポンコツである。
by ポン・コッツウォルズ (11801~ )
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二流 (´θ`)
「あ〜今日も会社ダリィなぁ!」
「仕事めんどくさいのぅ、帰りたいのぅ」
部長( ゜灬゜ )
「二流くん、今日は朝一で会議だから、よろしくー」
二流 (´θ`)
「ちょりちょりーっす」
<<会議室>>
議長(❐_❐✧)
「え〜今日の議題は・・・
なんちゃらかんちゃら」
上司A (›´ω`‹ )
「ほうほう。なるほど。」
二流 (´θ`)
「ああ、なんか知らんけど・・・
まぶたが重い、眠い・・zzz」
上司A (›´ω`‹ )
「なるほど。なるほど。」
「これについて、二流くん、どう思うかね?」
二流 (´θ`)
「むにゃむにゃ・・・zzz」
後輩A (゚Д゚;≡;゚Д゚)
「ちょ、二流先輩、起きてください!」
「やばいっすよ!!」
<<ある日の午後>>
上司A (›´ω`‹ )
「あ、二流くん、君に頼みたいことが・・・」
「この仕組み、直しといてね」
二流 (´θ`)
「了解っすー」
「ちょりちょりっすー!」
二流 (´θ`)
「ああ、めんどくさいよー」
「調べるのに時間かかるよー」
「やりたくないよー」
二流 (´θ`)
「ああ、そうだ!」
(ひらめいた☆)
二流 (´θ`)
(オンラインチャットにて)
「ねー、これさ、直せるかな?」
「君ら、こういうの得意っしょ?」
「お金払うからさ」
インド人Youの友達(´⊙౪⊙`)
(オンラインチャットにて)
「ニリュウさん、マカセテクダサイネ」
「ワシラ、ITデキルネ」
「金イラナイヨ」
二流 (´θ`)
(オンラインチャットにて)
「え!?まじで?」
「ちょーありがとうー!」
「ダンニャワード!!」
<<休憩時間>>
先輩A ( ´Д`)σ
「先輩Bってマジ仕事できるよねー」
「インテル入ってるわ〜」
二流 (´θ`)
「そうっすねー」
先輩A ( ´Д`)σ
「先輩Cってマジ仕事できるよねー」
「スペック高いよねー。Core i9くらい高いよねー」
二流 (´θ`)
「そうっすねー」
先輩A ( ´Д`)σ
「おまえ、マジ仕事できないよな!」
「頭の中、ペン4レベルだろ?」
(Pentium4 超低スペックなコンピュータ)
二流 (´θ`)
「アッハッハ〜」
先輩A ( ´Д`)σ
「まったく、しょうがないやつだなー」
「おし、ラーメンおごってやるぞ」
二流 (´θ`)
「ウェーイw」
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そして年月は流れ・・・
会社を辞め、ピンになった二流。
そんなある日、に出会う。
二流 (´θ`)
「と、まあ、わりと僕も昔は、
やんちゃなポンコツだったんですよ」
「どうです、すごいっしょ?」
一流 (* •ө•)
「会社員としては、そだねー」
「わりとねー」
二流 (´θ`)
「ど、どういうことっすか?」
一流 (* •ө•)
「君がポンコツでいられたのも、
給料という安定があったからだよー」
「ポンコツになっても、
どうせ給料出るし、いいやーって。」
「つまり最低限の安心が確保されてたのだよー」
二流 (´θ`)
「ぐぅ・・・」
一流 (* •ө•)
「君、会社辞めてから、割と頑張ってないかい?」
二流 (´θ`)
「ぬぬ。」
一流 (* •ө•)
「給料がないから、ポンコツでいられない」
「給与がないから、自分で頑張らなくちゃって」
一流 (* •ө•)
「つまり君、この世界を信頼しきってないんだよ〜」
「信じ切って身をゆだねていないんだよ〜」
「心の底にある恐怖を、ずっと手放せていないんだじょー」
二流 (´θ`)
「ズボーッシ!!」
二流 (´θ`)
「ああ、一流。」
「そのとおりさ」
「あんたの言う通りだよ!」
二流 (´θ`)
「でもね、俺はあんたのように
なりたいんだよ!」
「どうすりゃいいか、教えてくれよ!」
一流 (* •ө•)
「かんたんだよ〜」
「流れに身を任せれば良いんだよ〜」
二流 (´θ`)
「どういうことだよ!?」
「よくわかんねぇよ!」
一流 (* •ө•)
「肩の力を抜くんだじょ〜」
「今の君、カッチカチやぞ、カッチカチ。」
「ザブングルばりに顔引きつってるぞー」
二流 (´θ`)
「さ、さすが、一流」
「するどい・・・」
二流 (´θ`)
「でもさ、今更なんだが、
どうやって力を抜いていのか、
わかんなくなっちゃったんだよ!」
一流 (* •ө•)
「リラックスだよ〜」
「なんか、もういろいろテキトーだよー」
「もう、全部、任せちゃう感じ」
「ミラクルーミラクルー♪」
「あとはどうにでもな〜れっ!」
「エイッ☆」
二流 (´θ`)
「なんすか、それ」
一流 (* •ө•)
「流れにお任せ!魔法少女☆ミラクルポンコちゃん」
「流れにまかせるのじゃ」
二流 (´θ`)
「わかるよ、なんとなく、わかるよ!」
「で、でもさ・・・」
「こえーよ!」
「手放すの、こえーよ!」
一流 (* •ө•)
「もうね、人生は遊びみたいなもんよ?」
「もうね、いろいろ捨てちゃっていいよ」
「自分でなんとかしよう、っていうの捨てちゃっていいよ」
「そしたらね、天の流れに乗れるよ」
二流 (´θ`)
「天の流れ」
一流 (* •ө•)
「自分でなんとかしようとすると、
自分の範囲のことだけは、コントロールできる。」
「でもね、自分の範囲を決めてしまうと、
天から流れてくるものも受け取れず流れてしまう・・・」
「コントロールしたがゆえ、
自分のコントロールの外にあるものは、
想定外のもの、怖いもの、リスクのもの、
そうやって、受け取らずに拒否しちゃう。」
「頭がいいほど、慎重なほど、
計算してるほど、戦略立ててるほど
コントロールするほど、」
『自分はうまくリスク回避してる』
「とか思いこんでしまうけど、
そのかわり、大きなチャンス、
たった一人では到底手に入らないような
巨大なチャンスも同時に拒否しちゃう」
「だから、そんなのコントロール捨てちゃえーww」
二流 (´θ`)
「うっわー、こ、こえー!!」
一流 (* •ө•)
「でね、流れの中には、
いらないもの、嫌なものも時々来る」
「でもね、身を任せるの」
「嫌なものも、ありのまま受けちゃうの」
「でもね、そうしたら、ときどき、
でっかい良いものが流れてくるから」
「そういうのに、乗っかっちゃうの」
二流 (´θ`)
「天の流れ、こ、こえー」
「で、でも乗りてぇ」
「そのビッグウェーブに」
二流 (´θ`)
「つまり、自分でどうにかするの辞めると?」
「この世界を信頼して、身を任せる・・・」
二流 (´θ`)
「あ!!」
「会社にいたとき、完全にコントロール捨ててたじゃん、俺!」
二流 (´θ`)
「一流!俺、なんか、掴んだよ!」
「なんか、思い出したよ!」
一流 (* •ө•)
「いいよー、今の君、力んでないよー」
「顔がゆるくなってきたねー」
「君には素質があるよー」
「ぼくちんには、わかるよー」
「君にはポンコツの才能があるよー」
二流 (´θ`)
「い、一流!!」
「ありがとう!気づいたよ!ありがとう!」
二流 (´θ`)
「捨てよう、いろいろ捨てよう」
「手放そう。」
「身を任せて、あとは、
テキトーに遊ぼう・・・!」
一流 (* •ө•)
「おや、何やらでかい流れがきたようだ」
~~ 一流 (* •ө•)「ワー!」~~~
~~~ 二流 (´θ`)「ワー!」~~~