あのね、
たった今、ここで
目を閉じてみる
するとね、
目の前が真っ暗になるね
ネコ先生
「当たり前やないかーい!」
「このヴォケェェェ~」
がしかしね、
そのままね、
ありのままを感じてみるんだ
目をつぶったまま、
そのままじっと
時間が経過するのを待つのだ
するとほら、
視界を遮られてしまった
この状況において、
意識が強制的に、
別のところへ向かってしまう
そう、向かわざるを得なくなる
どこへ向かうかは人によって
違うかもしれないけれども、
僕の場合は耳に意識が向いたよ!
目を閉じて過ごしてみると、
今度は耳がとても冴えてくる。
ネコ
「ワシはこのまま、眠りにつきそうじゃ・・・グゥ」
雨の音とか、
風の音とか、
車の音とか、
人の歩く音とか、
いろんな音が聞こえてくる
いつもより、
くっきり、
はっきり、
聞こえてくる。
引き算の美学
僕らは、今持っているものを
引き算して捨てるとき、
逆に強くなる。
鎧を付けて、
立派な剣を持って、
分厚い盾を持って、
そうやって足し算して
強化したとしても、
重くて動けなくなってしまったら、
モッタイナイ。
攻撃をまったく受けない状況を作れれば、
鎧も剣も盾も、
そもそもいらなくなる。
それどころ、
引き算したことで、
捨てたことで、
縛りルールを設けたことで、
不自由を架したことで、
残った何かが強化される
3つ所有していたら、
リソースを3つに分割しないといけない。
5つ所有していたら、
リソースを5つに分割しないといけない。
10個所有していたら、
リソースを10個に分割しないといけない。
今度は逆に、
捨てれば捨てるほど、
のこりのたった1つに
全部のエネルギーを、
時間を、
労力を、
リソースを、
能力を、
全力でつぎ込める。
100ある嫌なことを
1つ1つ自覚し、
1つ1つ手放していく。
そしたら今度は、
100あるやりたいことを
人生が終わる前に、
さっさとやりつくして、
その気持ちを成仏させてしまう。
するとどうだろう。
満足しきった心は、もう満たされてる。
心はお腹いっぱい。
すると今度は、
だからこそ、やりたいことリストが
少しずつ絞られていき、
とうとう、一番難しいけど
実はやりたかったこと、
挑戦してみたかったこと、
そーゆー類の
「大きなやりたかったこと」
だけ残っていく。
それは時間がかかるかもしれない。
すぐに達成できないかもしれない。
お金も労力もかかるかもしれない。
難しいかもしれない。
失敗もいっぱいするかもしれない。
だけども、
もうそれ以外は
やりつくしたから、
満足してるから、成仏してるから、
そのたった1つの難しい(だけど好きなこと)
に全力でトライしていける。
そういう感じで、
少しずつ、少しずつ、
高めていけばいいと思うのです
僕は昔は雨の日が嫌いだった。
でもね、
今は雨の日も好きなの。
晴れの日も好き。
曇りの日も好き。
だって、雨の日は
僕は目を閉じて、
よく部屋の中で雨の音を聞いてる。
雨の音をよく心の目で観察して、
じっくり、ゆっくり、
味わうように聞き入ってる。
するとね、なんだか、
だんだん、心が楽しくなってくるんだよね♪
(ワタシ、変態なの?ワタシ、ヤバいかな?)
ま、でもいいじゃん!
楽しめるんだからさ!
引き算にはプラスに変換する力を持っている。
制限には、その中に必ず自由がある。
捨てた後に残るもの。
それをじっくり感じてみよう
そんじゃ