今までアレコレ考え、悩み、不安を抱え、
それでも勇気を出して、思い切って決断して、
分らないことばかりの世界を、わからないなりに、
それでも精いっぱい、自分ができる範囲で頑張って、
そうやって前に向かって進んできた。
それなのよくよく考えてみれば、
たくさん騙されてしまったなぁ、
たくさん失敗してしまったなぁ、
ああなんて、自分はへっぽこなんだ、
と感じるそんなあなたへ。
意識高すぎて、高みを目指す頑張る教の
人たちは、そんなあなたに対して、
「〇✖思考」であなたのことをジャッジするかもしれない。
「それはお前さんが情弱だから悪いんだよ」
とか
「判断力や思考力を身に着けるべきだ」
とか
「楽して成果を出そうとするからそういうことになるんだよ」
とか
そーゆー厳しい言葉で、
あなたのことを判断するかもしれない。
それから、心のことをたくさん知っている人たちとか、
心理学的な事をよくわきまえている人たちは、
そんなあなたに対して、まるであなたの状況が
手に取ってわかったかのように、神の視点から、
さらに厳しいことを言うかもしれない。
「自分の心の在り方が、そもそもそういう状況を引き付けてしまうんだ」
とか
「あなたは失敗したいんだよ。失敗して惨めな自分を再確認したいという本音が隠れているんだよ」
とか
「騙されるというのは視点の違いにすぎない。あなたが勝手にそう思っただけ。あなた以外の人はむしろ喜んでいる人たちだっているはず」
とか
そんなあなたは、もうボロボロだ。
ボディーブローで凹されて、
「もうやめたげて!あなたのHPは0よ」状態だ。
でもあなたは思う。
「そーじゃないんだよ!」
「なんでわからないんだ!」
誰もあなたの本心まで察してくれない。
情弱とか、判断力とか、
心持ちが原因とか、
主観の違いとか、
そーゆーことじゃなくて、
あなたは実際に、
「嫌」という体験をしたのだ。
そのとき確かに「辛い」と感じたのだ。
それがあなたにとっての
「紛れもない事実」だったんだ。
そこを誰も理解してくれない。
汲み取ってくれない。
拾って救って癒してくれない。
だからね、
自分で自分を癒そうね。
ってこのブログで何度も書いてきた。
とはいえ、
そんなん、書くのは簡単さってことね。
やっぱり、辛いよね。
そんでね、ワタシこう考える。
経験したあなたにしかわからないこと
その嫌だと感じたこと、
辛いと感じたこと、
それは、経験したあなたにしか
わからないことなんだ。
そんでね、こんな風に言いたいの。
もーちょっとだけ、
長~い視点で、
視野をちょこっと広げてみてみて
騙されたあなたは、
「何騙されてんだよ、ダメだなぁ、お前」
って言って最初から、
「騙される体験」を避けられる能力がある人より、
失敗したあなたの方が、実は
その道の経験値が上がっている、
ということなんだ。
そのダメな道に一歩、足を踏み入れたあなただけ
にしか実際のその先にある景色を見ることはできない。
実際に、痛い思いを体験し、
辛い失敗をし、
苦しい思いをしたあなただからこそ、
その先に眠る「お宝」にありつける。
すごく大切なことを言うよ?
つまり、こういうことね。↓
その先にある「お宝」と言うヤツは、
実は、それが「お宝である」と
全員が認識できているわけではないの。
知らない人には、知らない世界なの。
見えない人には見えないの。
お宝とお宝でないものの見分けがつかない人には
つかないの。
実際に、嫌な体験をしたあなたは、
よりその「お宝を見分ける力」が付いているの。
騙されたあなたはたぶん、
まわりのちょっと賢そうな人々から、
「馬鹿なやつ」と思われたかもしれない。
でも、実際に体験したあなたの方が、
そのダメな道の先に眠る「お宝」の存在に
気づきやすくなったはずなの。
ちょっと賢そうな人々は、
「ダメな道」を見ると、
「ありゃ、ダメだわ、騙されるわ」と思って、
人々は近づかない。
だからこそ!
見えないの。
知らないの。
その道の先にあるものを。
でもでも、
実際に失敗をして、
辛い体験をしたあなただけは、
その先の景色が見えるはずなの。
何度も失敗したとしても、
そこで引き返したら、
もとの来た場所に戻るだけだけれども、
実際に体験できたあなただけは、
既に進んできた道の景色はもう見えているの。
挑戦しなかった人にはその風景は見えない。
そんで、そのまま突き進むと、
やがてだんだん、道が楽になっていくはずなんだ。
なぜかって?
あなたはもう、経験値がどんどんついているはずだから。
「嫌な思い」を避けられる人というのは、
過去に実際に「嫌な思い」を体験した人。
それをたくさんしてしまったあなたは、
だんだん、見分けられる力が付いてくる。
「お宝」とそうでないモノの違い。
それは、失敗して、辛い思いをして、
嫌な思いを体験したあなただけの力だよ。
だからね、道はだんだんと楽になっていくはず。
周りの人はアレコレあなたに対して、言うかもしれない。
それは苦言かもしれないし、
アドバイスかもしれないし、
ヒントかもしれないし、
でもでも、
結局は、そーゆーものを差し引いて、
最後に残るのは、
あなたの心。あなたの気持ち。
あなたの外の世界には、
たくさんの情報があって、
たくさんのノイズがあって、
でもでも、一旦、
落ち着こう。
これだけ問いかけるんだ。
「それでも自分は前へ進む」
「自分は大丈夫!」
もう、アレコレ振り回されなくていい。
余計な情報やノイズに惑わされなくていい。
疲れちゃうから、逆に、一旦、落ち着こう。
そんで、むしろ、
もっと自分を信じてあげて。
もっと視野を狭めていい。
自分のことだけ思っていていい。
自分を支える1点だけを見つめて、
前へ進もう。
1点だけ。
狭い範囲を見つめる。
周りが見えないから怖いんじゃないの。
周りを見渡すから、不安が出てくるの。
それがやがて、恐怖に育っていくの。
そーゆー順番なの。
分からない世界をわからないままに
突き進んでいくの。
(太古より語り継がれし伝説のジェダイの言葉にあるように)
分からない世界が怖いんじゃないの。
自分が持っているその1点の狭い世界を忘れてしまうから、
心の中に恐怖が入ってきてしまうの。
そんなに周りを気にしなくていい。
そんなに周りと比べなくていい。
自分の心(きもち)だけに集中して、
自分が見える範囲の世界だけ見つめてごらん。
すると、外が砂嵐だろうが、
島も陸も存在しない大海原だろうが、
真っ暗闇の真っただ中だろうが、
あなたが見ているその1点だけを見つめていると、
今度は逆にそれが光り輝くの。
それは希望の光。
それだけ見ていればいい。
それが育つと勝手に羅針盤になる。
外の情報があなたをガイドしてくれるわけじゃない。
あなたをガイドしてくれる羅針盤は、
心の中に1つあって、もうそれだけ見ていればいい。
その存在に気づくだけでいい。
もう余計なことは、何もしなくていい。
それを忘れないで。
その1点は、あなたが持って行くことが許された、
たった一つの荷物のようなものだよ。
もう、アレコレ、
心配がって、余計なものを背をわなくていい。
身に付けなくていい。
むしろ裸になる。
それくらいの気持ち。
その1点だけを見つめて、
そしたら、それはどんどん
勝手に光り輝く。
その1点を忘れて、
外の世界に目を向ける。
すると今度は逆に、
その1点のことを忘れ始め、
その光は薄れていく。
だからね、
このことを忘れないでおいてね。
さあ、大丈夫だから、
そのまま行こう。
そんじゃ