いつでも、
どこにいても、
どんな状況の時も、
自分とうまく付き合っていきたいものです。
つまり、自分が自分のまま、
つねに心に平和を保ち続けていたいのです。
ブヒ。
きちんと背を伸ばして正座をする豚。
でも、どうやって
自分が自分とうまく付き合っていくことができるのでしょうか。
それには4つの手順があります。
まず最初に、あなたがもう一人のあなた
(潜在意識のあなた)の存在に
気づくことから始まります。
心の中には、
もう一人のあなたがいて、
いつもあなたに何かを訴えかけています。
あなたはその声を
キャッチしてあげてください。
まるで生まれたばかりの
あなたの子どもが、
常にあなたのそばにいるような生活のごとく、
常にあなたのそばにいるもう一人のあなたに、
できる限り気を使って、
大切に接してあげてください。
子どもの心をもつもう一人のあなたは、
あなたに向けて、常に、
何かのサインを送り続けているのですから。
どうか、日々の忙しさに惑わされることなく、
まるで生まれたばかりの小さな子どものような、
心の中のもう一人のあなたへ、
たくさん意識を向けてあげるようにしてあげてください。
あなたは小さな赤ん坊を心の中に
抱えて生きているのです。
そのような生活を日々、送っているのです。
赤ん坊のようなその心と、
あなたは常に日常を共に生きているのだ、
そのような感覚を知ってください。
ブヒィ。
私が長男でございます。
2つ目は、子どもであるあなたの心との
対話を心がけるようにしてください。
子どもであるあなたの心は、
あなたへ向けて、常に
何かしらのサインを送り続けています。
その声無き声、
その言葉無き言葉、
その挙動無き挙動を
感じ取り、受け止めてあげてください。
常に対話をするのです。
まるで愛おしくて大切な我が子と
お話をするように、
真剣に向き合ってください。
赤ん坊が泣きわめき、
ご飯やオムツの要求をするように、
あなたの子どもの心は、
あなたへ向けて常に、心地よさか、
はたまた、不快感を示して訴え続けます。
あなたはそれを無視することなく、
受け止めてあげることで、
あなたと心の中のもう一人の赤ん坊のようなあなたとの距離は、
どんどん縮まっていくのです。
どうしたいのか、
どうすればもう一人のあなたが喜ぶのか、
その子の訴えを聞いて、
対話を試みてください。
ブヒィ(ピシッ!
私が次男でございます。
実は割と肉食です。
3つ目は、その子の気持ちを受け取った後、
思い切り、その子の思うように
表現をさせてあげてください。
小さな赤ん坊であるもう一人のあなたの心は、
言葉で伝える代わりに、感情を使って、
あなたに訴えかけてきます。
その子は、好きか嫌いか、
心地よいか、不快かを基準に生きています。
まるで赤ちゃんなのです。
その子が感じたことを、
あなたは対話を通して知り、
その子が感じたとおりのことを
その子にさせてあげてください。
すなわちそれは、
あなた自身が、その子の媒体となって、
あなた自身から沸き起こる感情を
押し殺すことなく、ありのままに
出して行くことなのです。
それがどんなものであったとしても、
あなたはそれを躊躇せず、
吐き出していくことが大切です。
それは他人や外の環境や状況を基準にしてはいけません。
あなたが第一優先に行うことは、
あなたが母親のようになって、
赤ん坊であるもう一人のあなたの心を
世話してあげることなのです。
それ以外に、それ以上に
あなたにとって大切なことは、
あなたの外の世界にはありません。
あなたの内側にあるもの、
それがあなたのすべてなのです。
どうぞ心配しないで。
すべての理由は、赤ん坊であるもう一人のあなたの心が知っています。
あなたを良くしようと、
その子がすべて取り計らって
動いてくれているのです。
あなたがすることは、
それを全面的に信じて見守ってあげることです。
ブヒィイイン!(はああああい)
私が三男でございます。
でもなんだかんだいって雑食です。
そして、最後に、
あなたに起こる些細なこと含め、
全事象に対し感謝して、
日々の生活を送ってください。
刺激を求めるより、
内側にあるあなたの心の声を聴いてあげて、
その子を、今その環境でできることで喜ばせていくこと、
それだけです。
あなたが、赤ん坊であるもう一人のあなたの心の声を
きちんと聞いてあげることで、
あなたの心は喜びます。
それだけで、些細なことだけで、
心が平和になっていきます。
誰かに、あるいは何かに影響されて、
それが良いものだと思い込んで、
無理にそれを外から持ってきて、
その子に与えるよりも、
あなたは、あなたの心の声が一体何を欲しているのかを、
あなたの心から直接聞いて、それを提供するほうが大切です。
もう一人のあなたの心を喜ばせ、
常にその子とともに日常を送っていることを
意識し続け、その些細な平和に対して、
感謝し続けてください。
ブヒ。
おしまい。