好きなことがわからない本当の理由

 

「」と

「好きなことを見つける方法」

について僕なりの考え方を書いていこうと思います。

 

 

僕は、10代の頃に「音楽」という素晴らしいものに出会って、

 

 

「なんだこれは!?」という衝撃を受けました。

 

 

体全体に電流が流れるような、運命の出会いのような感覚。

 

 

 

 

「音楽って、ふ、ふつくしい・・・。」
なんか知らんけど、聞いてるだけでワクワクするー!」
「これを自分の一生の好きなことにするぞー!!」
っていうのは僕のプロフィールでも書いてあるとおりです。

 

 

 

 

でも、そもそも、僕は音楽に出会う以前にも、
音楽に出会った以降にも、様々なことに好奇心と興味を持ち、
なんでも試したり、体験したりするのが好きでした。

 

 

 

 

5歳の時は、人体に目覚め、人の解剖図巻みたいな分厚い本をねだって、
親に無理言って、買ってもらいました。

 

 

内容はよくわからないけど、解剖図を眺めながら

 

 

「腎臓の形ってなんか神秘!」
「この毛細血管の別れ方は萌えポイント高しだわ!」

 

 

と、ワキャキャ言いながら、喜んでいる子どもでした。

 

 

 

 

8歳ぐらいのときに宇宙に目覚め、

 

 

「宇宙人を探す!」

 

 

といって、親に無理を言って
天体望遠鏡(反射望遠鏡タイプ)を買ってもらい、
毎晩、家のベランダから
月とか金星を眺めるのが好きでした。

 

 

 

小学校から20歳くらいまで、ずっと絵を描いていたし、
スケートボードにハマってオーリーとかフリップを練習していたし、
中学校の時は家具造りに夢中になったり・・・。

 

 

 

生きていれば必ず、何かしら好きなことが見つかってしまうので、
「自分は好きなことがない」「好きなことがわからない」
っていう人の気持ちが、正直良くわかりませんでした。

 

「チョット、アナタノイッテルコトワカラナイ・・・」

 

 

それで「なんでだろう?」って考えてみたところ、
それが何か、だんだん見えてきました。

 

 

「好きなことわからない」っていう人のための、
「好きなことの見つけ方・探し方」がわかったような気がします。

 

 

そのまえに、まず、なんで「好きなことがない」とか
「好きなことがわからない」っていう状態になってしまうのか、
それについて僕なり考えたことをお伝えしたいと思います。

 

 

 

好きなことがわからないのは・・・

 

 

結論:頭の中で、損得計算・利害関係を考える癖が習慣づいているから

 

 

以上。

 

 

 

 

それでは、

 

 

もっと詳しく解説していきますね。

 

 

これは心理学とか脳科学で証明されている事なんですが、
損得計算・利害関係を考えると想像力が下がる
と言われています。

 

:昔、チクセントミハイとかいうアメリカの有名な心理学者が、心理実験を通して、このことを検証したんですね。)

 

 

「頭の中でそろばんをはじく」とはつまり、

 

テストの点取りゲームに捕らわれること、
仕事で月収・年収アップゲームに捕らわれること、
同僚、隣人、友人との「どんぐりの背比べ」ゲームに捕らわれること、
(3点ゲーム)

 

 

です。

 

 

で、この点取りゲーム(3点ゲーム)の動機は、
次のようなものから来ています。

 

 

「○○より上手くなりたい」
「○○より点数を取りたい」
「○○円は稼がねばならない」
「○○賞を受賞せねばならない」
「親を、嫁を、彼を、(などなど)喜ばせなければならない」
「○○教授にならねばならない」
「○○よりオシャレになりたい」
「○○よりかわいくなりたい」
「○○より強くなりたい、モテたい・・・」

 

 

 

 

みたいな。

 

 

 

「楽しい、面白い、ワクワクする」が本来の目的なのに、
自分を喜ばすことが一番大切なことなのに、
それらを忘れ、それらを差し置いて、

 

 

 

「自分のため(自分の幸せのため)」という本来の目的から、

 

「○○のため」とか「○○に勝つため」

 

に変換されてしまっているんです。

 

 

 

「算数の問題が解けた!うれしい!楽しい!」が
「あいつは解けて、俺は解けなかった。」
「あいつより解く時間が遅かった・・・」

 

 

に変換されてしまった。

 

 

あるいは、

 

 

「このコーデ、自分好み~超おしゃれ~、ワキャキャ♪」が、
「あの子より目立ちたい、おしゃれな服、いいブランド、じゃなきゃやだ。」

 

に変換されてしまった。
点取りゲームも、収入アップゲームも、どんぐりの背比べゲームも、
これらの3点ゲームに参加した瞬間から、
頭の中で利益や利害を考える行為が始まります。

 

 

すると、自分の心から、楽しさ、好奇心、ワクワクが消え、
想像力(クリエイティヴィティ)が下がり始めます。

 

 

 

 

実は、好きなことって頭で考えて探すことじゃなくて、
勝手に自分の心が赴くままにしていれば、勝手に見つかるものなんです。

 

 

 

赤ちゃんは好奇心のかたまり

 

 

思い出してください。

 

 

「点取りゲーム」「収入アップゲーム」「どんぐりの背比べゲーム」

(以後、これらをまとめて「3点ゲーム」と呼びます)
これはいつ頃始まりましたか?

 

 

 

 

家族の中で、兄弟がいたり、学校の友達がいたり、
自分の世界に「他者」が現れたとき、「競争」が始まる。

 

 

「お兄ちゃんより、お姉ちゃんより、お母さんにほめられたい(どんぐりの背比べ)」

「友達のA君より、いい点数が取りたい」」(点取りゲーム)

「日本人の平均年収以上は、稼ぎたい」(収入アップゲーム)

 

 

 

で、何かをやる目的が、

「自分を楽しませる」から「○○に勝つ」

に変換されてしまいました。

 

 
目的が「自分を楽しませる」ということじゃなくなった時点で、
そのときやっていた行為というのは、
既に「好きなこと」じゃなくなっちゃうんですね。

 

 

 

それでは、これより、もっともっと前のことを思い出してみてください。

 

 

赤ちゃんの時のあなた。

 

 

赤ちゃんって、見るもの、聞くもの、触るもの、
すべてに興味があって、赤ちゃんは
存在自体が100%「好奇心のかたまり」

 

のようなものです。

 

 

 

つまり、赤ちゃんは、いるだけで、生きているだけで、
常にワクワクして世界を楽しんでいます。

 

 

 

 

ということは、この好奇心100%の状態が、
僕ら人間のデフォルト(基本設定)ということに気が付けます。

 

 

 

 

本来、僕たちはみんな、勝手に自分の好きなものに心ときめいたり、興味を示したり、
行動したりすることができる存在、ということなんです。
まあ、好きなことがわりと多い僕も、親、学校、社会の「競争」の影響を
ずっと受けてきたわけですから、
知らないうちに「点取りゲーム」「収入アップゲーム」「どんぐりの背比べゲーム」
の3点セットを必死にやっていた時期も長かったです。

 

 

きっと世の中の多くの人は、このゲームに苦しめられているのではないでしょうか?

 

 

 

話を戻しますが、それでも僕らは生まれたときは好奇心100%のかたまり。

 

 

それが人間の初期設定なのだから、もとに戻すことができたら、
いつでも好きなことを心で感じでキャッチできるようになります。

 

 

 

それでは、どのようにしたら、好奇心100%の赤ちゃんのような、
本来持っている感覚を取り戻し、常に好きなことを見つけらるような状態になることができるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

好きなことの見つけ方

好きなことの見つけ方は、「好奇心」を少しずつ育てていくことがポイントです。

 

 

 

普段、学業、仕事、3点ゲームに忙しい僕らの心は、
いつのまにか大人になりすぎてしまっていて、
「心で感じる」より「頭で考える」の方が無意識のうちに優先してしまいます。

 

 

ところが、「好き・嫌い」という感情は、論理的な思考で導き出すものではなく、
心で感じて決めることですよね?

 

 

だから「私の好きなことは何だろうな?」と頭で考えている行為自体が、本来のあり方ではないのです。
「好きなこと」はそれが「好きか嫌いか」で判断するわけですから、
「心で感じる」行為なのですね。

 

 

 

 

頭で考えず、心で感じましょう。

 

 

 

Don’t think Feel. (考えるな、感じろ)

 

と映画「ベストキット」のミスターミヤギも言っております。

 

 

 

 

好きなことの見つけ方、それは、ちいさなワクワクすることを、
日々の日常の中から見つけ出すことです。

 

 

 

今日の朝は、何を飲もうかな?
コーヒーかな、お茶かな?
今日のお昼は何食べようかな?
イタリアンかな?アジアンもいいなぁ。

 

今日は、たまには普段通らない道を通って帰ってみようかな。
今日は、前から行きたいと思いっていたあのお店に行ってみようかな?

 

 

 

なんとなく、何も感じずに行っている些細な選択すら、
ちゃんと感じ取りましょう。

 

 

 

 

「こっちの方が、好きかな?こっちの方がワクワクするかな?」
些細なこと、今できること、頑張らなくてもすぐにできるちょっとしたワクワクすることを
めちゃくちゃ大切にする。

 

 

 

 

小さなワクワクをめちゃめちゃ、大切にしまくる。

 

 

 

 

些細すぎて、忘れちゃったり、忙しくて、どうでもよくなっちゃったり、
普段の喧騒に気を取られすぎて、見失いがちになりそうなことほど、
めちゃくちゃ、大切に感じ取る癖をつけるようにします。

 

 

 

注意!!!
真面目な人ほど、肩に力が入っている人ほど、

「私は、本日中に、最低1つ、ワクワクする事柄を見つけねばならぬ!」

とか言って頑張っちゃいます。

 

 

 

「ぬ!」

「ぬぬぅ!」

 

 

 

とかやってる時点で、もうワクワクできてないので、
注意が必要です。

 

 

 

 

「せねばならぬ!」って言っている時点で、
頭の中で論理的思考をして「ルール」とか「規則」みたいな設定をしちゃっているので、
そのような状態の心には、好奇心もワクワクは発生しません。

 

 

 

 

まずは3点ゲームをちょっと、離脱してみる時間を作る。
ひとりでリラックスできる時間を作る。
楽しいことを考える時間を作る。

 

 

 

お金のことも、時間のことも、他人のことも、全く考慮に入れない。
すべて自分のためのワクワクすることにのみ、意識するだけ。

 

 

 

そうすると、「あ、あれやってみないなぁ」
っていうちいさなワクワクが出てくる。

 

 

慣れてくると、どんどん欲張りになってくる(それって良いこと!)
「あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい~♪」
(ブルーハーツの曲にこんな歌詞があったね)

 

 

 

そして、ワクワクしだすと、心がもっと赤ちゃんの頃へ戻っていく。
そしてしまいには、

 

 

 

「俺には、夢がある~、両手じゃ抱えきれない~♪」

 

 

っていうブルーハーツの歌のような世界観に自分の人生が発展していく。

 

 

 

 

小さなワクワクを見つけたら、飽きるまでやりつくす!

 

 

 

小さなワクワクを見つけられるようになったら、
実際にそれをやってみましょう。

 

 

 

コツは

 

「飽きるまでやりつく!」
です。

 

 

 

 

たとえば、子供の頃あるある

「大きなケーキを丸ごと1個食べてみたい!」

「駄菓子屋さんのお菓子、箱ごと全部買いたい!」

「誰にも邪魔されず、1日中ゲームやっていたい!」

 

 

小さい頃、こんなワクワクを抱いている子どもはおおかったはず
(かくいう僕も (・∀・。 ウンウン

 

 

大人となった今、上記の様の願望を一瞬のうちに叶えてしまうことはたやすいよ?
(ピザLLサイズとポテチ大袋をやっつける、たった一人で。堪能する ( ・`ω・´)キリッ

 

 

 

あ、上の例は子どものころのワクワクあるあるですが、
あくまでも、今感じているワクワクをやってくださいね。
「子どものころはワクワクしてたけど、今はそれに対してワクワクしない」
のであれば、今感じるワクワクを是非行ってください。

 

 

 

きっと、大人になったら大人なりのワクワク、楽しみ方があるはず。

 

 

(辛い地下労働のあと、焼き鳥を頬張って、ビールを飲みながら)

 

キンキンに冷えてやがるっ・・・!!

(byカイジ)

 

 

で、

 

 

 

あなたの心に、今すぐできそうな、小さなワクワクが見つかったら・・・

 

 

 

そしたら、

 

 

 

それを飽きるまでやりつくす!

 

 

徹底的に、
容赦なく、

「これでもカァッ!?」

 

くらい、飽きるまでやる。

 

 

我が生涯に一片の悔い無し!!

(byラオウ)

 

って言えちゃうくらい、心が満足するまでやってください。

 

*ちなみに、途中でワクワクしなくなったら、やめちゃってくださいね。

(本来の目的は、行為を行うことではなく、心の中に、ワクワクを育てること)

 

 

 

「でもさ、飽きちゃったら好きなことじゃなくなるやん!」

 

 

 

それでいいんですよ。

 

 

そしたら、

 

 

 

次に思いついたワクワクを、また1からやる。

これも、飽きるまでやりつくす。

とことんやりつくす!

心が満たされるまで、満足になるまで。

 

 

 

 

「あぁ、満たされた~」って思えるまで。

*千と千尋にでてくる腐れ神が「よきかな〜」って言って昇天する感じ!

 

( *‾▿◝) あはははは〜

 

 

普段抱えていた欲求、溜まっていた不満が解消されるまで、
とことんやりまくりまくる!
そうやっていくうちに、3点ゲームによってため込んできた
ストレスが消えていき、だんだん心が軽くなっていく。

 

 

毎日、小さな好きなこと、ワクワクすることをやり続けて、
すべて飽きるまでやりつくしたとき、

 

最後に何かが残ります。

 

 

最後に残ったこれは、たぶん、やってもやってもなかなか飽きない。

やればやるほど、ハマっていく。

だんだん情熱を帯びてくるようになり、得意になっていく。

 

 

「ああ、これが自分が求めていた好きなことかも!」

 

 

 

ある日、そんな瞬間が訪れる。

 

 

 

これですわ!!

 

 

 

ちょっとこれで試してみてください!

 

 

 

ちなみに、これはあくまで僕が感じたやり方です。

 

 

きっと、世の中には、もっといろいろな、好きなこと探しの方法もあると思いますよ。

 

 

なので、1つやってダメだった、と言わず、好きなこと見つかるまで、いろいろな方法を試して見てくださいね。

 

 

だって「好きなこと見つける」って、あなたの一生が、今後ハッピーになるかならないか、

を決定するくらい、めちゃくちゃ重要事項だから。

 

 

最重要事項だから。

 

 

じゃ。

 

続き「それでも好きなことが見つからない*あなたが変わる4つのゲーム」