あなたはあなた自身のことをどれだけ知っていますか?

 

 

あなたはあなた自身がどんな人間で、

どんな性質で、どんな特徴で、

何が好きで何が嫌いで、

何が得意で、何が不得意で、

何に対して興味を抱きやすくて、

どんな傾向があって、

どういう行動をしやすくて、

どういう振る舞い方をするか、

 

 

 

 

1つ1つ自分で自分のことを

理解していますか?

 

 

 

オートマトン(自動人形)である

『「あなた自身」の取扱説明書』

というものが、もしあるとしたら、

 

 

 

あなたの取扱説明書は

どれだけ分厚いですか?

それとも薄っぺらいですか?

ペラペラですか?

辞書みたいに厚くて釘が打てるくらいありますか?

 

 

 

 

あなたはあなたのことをどれだけ語れますか?

 

 

 

 

 

13歳の少女

 

 

僕は、おぎゃーと産声をあげて生まれてから、

大人の男として成長し、今に至るまで、

一人の人間としてずーっと生きてきました。

 

 

 

でもでも、生まれてから、

今までの間、ずーっと

心の中から声から声が聞こえてた。

 

 

 

 

その声の主は少女だった。

 

 

 

 

 

最初はぜんぜん、認識してなかった。

自分も小さかったし、幼かったし、

まさか自分の中に「もう一人の自分」

がいるなんて知らなかった。

 

 

 

 

でも、ときどき心の奥底から

声が聞こえてた。

それは少女の声。

 

 

 

 

家にいるとき、

一人で部屋で落ち着いているとき、

その少女の存在には気が付かないのだけれども、

 

 

 

自分が外の世界でがんばっているとき、

自分以外の人間と交流しているとき、

そうやって交感神経が活発に働いているとき、

昼間の時、

顕在意識が活発の時、

 

 

 

 

僕は自分の中のもう一人の少女の声の存在に

とても気づきやすい。

 

 

 

 

なんか普通は、逆のように思うじゃん?

心の声って潜在意識だから、

きっと一人で落ち着いているときに、

リラックスしているときに、

その心と繋がりやすい、

そんな感じする。

 

 

 

 

でも、自分の場合は、

他人と活発に関わっているとき、

自分の中の少女が声を出していることに

 

気が付きやすかった。

 

 

 

 

そんで、その少女には、

性格というか、特徴というか、

何かしらのパーソナリティみたいなものがある。

 

 

 

 

 

 

なんかすっごい真面目。

すっごくピュア。

とても純粋。

すごく繊細。

すごく弱い。

すごい泣き虫。

 

すごいきれい好き。

すごい几帳面。

 

 

 

 

 

なんか例えるなら、

「ちょっと男子~真面目にやりなよ~」

とか言って、男たちの楽しい空気を

一気にぶっ壊してくれる、

あんましモテなそうな、

クラス委員長とかやってそうな、

メガネ系マジメ女子。

 

 

 

 

そんな少女が自分の中にいる。

 

 

 

 

それがなぜなのか、

まったくわからないけれども、

自分が物心ついたときから、

今に至るまで、

ずーっとその存在を感じてた。

 

 

 

 

存在を感じてたし、

なんとなく性格まで伝わってきたし、

ときどきイメージとして

頭に浮かんでくることもあった。

 

 

 

声も聞こえるし、

ときどきその女子のモードに、

自分自身がいつの間にか入れ替わっている、

というときも感じる。

 

 

 

*ちなみに、精神分裂とか二重人格とか、

あーゆーのとは違います。

ちゃんと常に自分の意識はあるし、

意識化でその少女をコントロールできている。

 

 

 

 

そんでね、なんで自分の中に少女がいるのか、

よくわからなかった。

 

 

 

 

過去のトラウマなのか?

過去の記憶なのか?

何かが原因なのか?

 

 

 

よくわからんかった。

 

 

 

 

瞑想すれば、自我っぽい自分は取れ、

より精神的に大人な自分になれるけども、

それでもやっぱり、少女が消えることはない。

(ガチ瞑想のガチ領域へ到達できたときは完全に消えるかもしれぬ)

 

 

 

そんでね、ある日、

その原因的なものが

見つかった気がするような

出来事が起こった。

 

 

 

「あぁ!もしかしたらコレかも!」

 

 

 

僕はあんまり、

占いとか信じないし、

興味もないタイプなのだけども、

 

 

 

 

「自分の取扱説明書」を

もっともっと知りたくて、

いろいろ調べていたら、

ある日、

 

 

 

 

占星術

の存在を知った。

 

 

 

 

 

なんか怪しいよねw

この時点でww

 

 

 

 

 

でもさ、なんでこんな怪しいモノに

興味を抱いたかというと、

 

 

 

 

まるで「あなたは私ですか?」

というくらい的中して、

僕自身のことの隅々まで、

占星術のデータの中に

予め書かれていたからなのだった。

 

 

 

 

もう意味不明だよね。

 

 

 

 

信じても信じなくてもいいから、

とりあえず、たとえ話として、

聞いて欲しいのだけども、

 

 

 

 

この宇宙全体の、命体全体の

取扱説明書があって、

それがすべて巨大なデータベースに

あらかじめ書かれていてる。

そーゆーイメージ。

 

 

 

そんで、それを読み解くのが、

占星術。

 

 

 

そんでね、それが怪しいと思うならね、

現代風に言うなら「遺伝情報をを読み取る」

と解釈してもいいよ

(たぶん、専門家に怒られるかもだけど)

 

 

 

 

占星術は、たぶん、人間一人の意識だけじゃなくて、

もっと団体とか、社会全体とか、時代とか、(更には星まで!)

はるかに広大な範囲まで広がっているから、

本当はもっともっと深くて広いのだけども、

 

 

 

でもね、もしね、近い将来、

ゲノム情報を量子コンピュータ的なもので

読み取ることができるようになれば、

占星術の浅い部分に関しては、

ある程度、AIとかで読み取れる気がする。

(あくまでワタシの妄想ね)

 

 

 

でもね、もうね、

ビックリするくらい!

まるで「あなたはワタシか!」

っていうくらい、自分自身の取扱説明書が、

このビッグデータの中に書かれていたのだよ

 

 

 

 

そんでね、それがあまりにも

面白くてさ!

素人レベルながらも、

自分で自分のことを在る程度までなら、

占星術で読み取れるようになった。

 

 

 

 

 

そしたら面白いことに

やっぱり僕の中には、

乙女がいたのだよ!

 

 

 

僕の「潜在意識に関係する情報」が

「宇宙データベースの中」があって、

僕には「乙女っぽさ」の性質が、

やっぱり含まれていたんだよね

 

 

 

 

なんで自分の中には、

13歳の少女がいるのだろう。

 

 

 

そしてそいつは、

繊細で弱弱しくて、その弱い部分が

「普段の僕」(顕在意識)

の邪魔をしてくる。

 

 

 

 

まるでメンヘラ彼女かよ!

って思うくらい、本当に

ウザい存在だった。

 

 

 

 

 

そして自分は、そのメンヘラ少女が

嫌いで仕方が無かった。

 

 

 

 

でもね、なんかね、

自分の取扱説明書のうち、

今まで知らなかった部分を知ったとき、

すっごい「納得感」を得たのだよ

 

 

 

 

「ああ、やっぱり乙女がいるんだ」

って。

 

 

 

 

これは、トラウマとかじゃなくて、

「もともと生まれ持った自分の性質」なのだって。

アイ・アム・キャット。

 

 

 

 

でもね、やっとこさ、

生れてから今まで、

「ずーっと感じていた変な違和感」

の正体のようなものが判って、

スッキリしたんだよね

 

 

 

 

この少女の性質があるから、

僕は「純」ばかりを追い求めちゃうんだって。

(大人なのにピーターパンみたいな世界を夢見ちゃうんだ)

 

 

 

純とは、言い換えると

ピュア

ということ。

 

 

 

それは、良い意味で言うと、

明白・潔癖・完璧。

何かと混ざることが嫌。

 

 

 

でも悪い意味で言うと、

排他的。白黒はっきりつけたがる。

善と悪を2つに二分する。

 

 

 

僕は海外と日本の両方に住んでたことがあったんだけど、

なんか自分って、西洋の一神教のように

白黒はっきりつけたがる性格だよなぁ・・・

って、ずっと自覚してた。

 

 

 

 

なんかときどき、自分って

日本人だけど、あんまり日本人っぽい感覚じゃなくて、

西洋っぽい感覚に近いかも、

って思うところが多々あった。

 

 

 

 

諸行無常より永遠。

変化より普遍。

闇より光。

 

 

 

 

自分の中には西洋人の遺伝子が含まるんじゃないか、

って思うほど、なんか価値観が日本人と会わない、

って思う時期もあった。

 

 

 

 

でもね、やっぱり自分は日本人だから、

日本の方が好き、過ごしやすい、人も日本人が好きw

日本のゆるい感じすごい好き。

日本のなんでも丸く収める和の精神が好きw

 

 

 

 

でもね、大人になるにつれ、

なんとなーく分かってきた。

あれは、西洋っぽさじゃなくて、

乙女っぽさだったんだ!

 

 

 

 

自分の心の奥深くに居るのは、

「ピュアとか完璧を重んじる乙女」

マ「いいえ、処女です」

 

 

 

 

これに気づいたとき、

心がふっと解放された感じがした。

今まで感じていた違和感の正体が何か分かった気がした。

 

 

 

 

 

自分自身を受け入れる

 

 

そんでね、今のワタシは、

もう13歳の少女と割と仲良くなっている。

 

 

 

だってさ、この「少女」の型は、

生まれ持った性質であり、

変えられない部分だもん。

 

 

 

変えられない部分は、

受け入れたほうがいい。

 

 

 

たとえば、この少女は

完璧なまでに理想な世界に居続けるし、

ピュアだし、潔癖だから、

 

 

 

 

この能力を活かすと、

すっごい作品が作れる。

周りの人たちをあっと驚かせるような、

すっごい仕事をする。

真似できないような洗練された世界観になっていく。

 

 

 

 

あるいは「熟考」に対して、

少女の性質(完璧さ)が加わると、

ものごとの精度が増し、結果が盤石に近づく。

(だからうまく組み合わせると、投資や戦略などにも向いてるかもね)

 

 

 

 

といった具合に、

「良い面」も持っているの。

 

 

 

 

たしかに繊細で、

メンタル弱くて、

他人を受け入れられない面、

完璧ワールドを作る反面、排他的になる。

そーゆー部分を持っていたりもするけれども、

 

 

 

 

少女の(型)には

少女の良い面も

同時に持っていたりする。

 

 

 

 

それを活かすには、

やっぱり自分で自分を

受け入れていくことがとても大切。

 

 

 

 

 

「っぽさ」だけあればいい

 

 

 

あのね、そんでね、

ここまで書いていて

全否定するのもあれだけども、

 

 

 

 

別に信じても信じなくても、

どっちでもいいのだよ。

 

 

 

潜在意識だろうが、

占星術だろうが、

瞑想だろうが、

心理学だろうが、

スピリチュアルだろうが、

腸内細菌だろうが、

運命論だろうが、

遺伝子情報だろうが、

数学だろうが、

科学的統計だろうが、

 

 

 

 

 

何をとっても、

どれを選んでも、

結局最後の最後に残るのは、

 

 

 

 

「〇〇っぽさ」だけ

 

 

 

 

結局、僕の中には、

「少女の原型がある」ということが

わかったっぽいだけ。

 

 

 

そう、あくまで

〇〇っぽいだけ。

 

 

 

 

だって「証明」なんて

どこまで行っても不可能なのだから。

というか瞬間、瞬間が、諸行無常なのだから。

たまたまの瞬間の、たまたまの法則性を、たまたま切り取って、たまたま意味付けしただけさ。

 

 

それがこの世界の性質なのだ。

 

 

 

 

ゲノム解析ができようが、

量子コンピュータで科学的統計が深まろうが、

この世界は永遠に「〇〇っぽさ」

から脱却することはできない。

 

 

 

なぜなら数学ですら、幻想なのだから。

 

 

 

数学は数学の外を証明することができるけど、

数学が数学自身の存在を証明することはできないのと同じ。

 

 

 

 

1はどこにもない。

概念の世界にしかない。

形而上の空想にしか存在しない。

 

 

 

 

1はこの世ではなく、あの世にあるのだから。

 

 

 

 

だから、完璧な理解が必要なのじゃなくて、

自分自身の中での「納得感」(っぽさ)

これがとても大切になる。

 

 

 

納得感さえあれば、

「ああ、自分ってこうだよね~」って

自分を肯定しやすくなる。

 

 

 

納得感だけあればいい。

〇〇っぽさだけで十分。

完璧な証明なんてこの世に存在しないのだから。

*「っぽさ」はゆらぎのことさ。

 

 

 

 

 

「少女」は「完璧さ」の象徴。

 

 

 

ピュアで純粋で濁りを知らない少女は、

完璧を追い求め続ける。

 

 

 

 

でも、この「完璧」であり

「理想」であり「イデア」というものは、

この世にはない。

 

 

 

 

僕の中の少女は

永遠に実現できないものを

追い求め続けている。

 

 

 

 

理想(イデア)は永遠。

それははるか遠くに存在する。

 

 

 

 

だから、少女を召喚すると、

それはものすごいエネルギーを生むのだけれども、

同時にすごい苦しみを伴う。

 

 

 

 

だからこそ、

僕の中の他の僕たちは、

ときに少女をなだめ、

その者たちが、手を取り合って、

強調しあって、彼らの要素を

内側から発揮していくのだ。

 

 

 

 

僕の中の主人公であり、主役であり、王である者は、

「支配の型」を持っている。

理想ではなく、地に足を付けて

現実を積み上げていく。

 

 

 

王は常に、

心の奥底に潜む少女を従え、

コントロール下に置く。

 

 

 

 

 

そして王以外の様々な

自分がいて、僕は僕として成り立っている。

ひよこども「腸内細菌ちゃうわ」

 

 

 

 

そう、あなたの心の中にも、

たくさんの性質(型)を持った

あなたたちが、たくさん存在している。

 

 

 

 

あなたはそれが何かわかりますか?

あなたは自分で自分のことを語れますか?

あなたはあなたの取扱説明書をどれだけ把握していますか?

 

 

 

あなたはあなた自身をどれだけ許容していますか?

受け入れていますか?

あなた以外のあなたたちとどれだけ仲良しですか?

 

 

 

 

あなたの中の「〇〇っぽさ」

をどれだけ強めていくことができるか。

 

 

 

それがこの取扱説明書を

分厚くしていくということ。

 

 

 

あなたがあなた自身を

「そうだそうだ、そのとおりだ!」

と認めていくこと

 

 

 

 

なのれす。

 

 

 

 

そんじゃ