成功している人の
成功談とか、
上手く行った話とか、
必勝パターンとか、
光り輝くストーリーとか、
そういうものに目が行きがちだけれど、
そういうものにあこがれを抱きやすいけど、
そういうものばかり必死に探し求めてしまうけれど、
それとは真逆の
失敗談も、それと同じくらい、
たくさん集めて、たくさん知った方が、
いいかもね。
失敗は宝の山
失敗の中には、宝がたくさん詰まっている。
失敗の中には学びしかない。
失敗とは言い換えれば、ゲームでいうところの経験値。
そんでこの経験値が溜まるとレベルが上がる。
あるいは失敗とは、「コレは避けたほうがいいもの」
というもの。
失敗をたくさん知れば、
あるいはたくさん積めば、
「何を避けるべきか」が既に分かり、
それの避け方もできるようになる。
本や話を聞いて知る失敗もある。
自分で体験してやる失敗もある。
本や話を聞いて知る失敗は、
痛くない。損することなく、
貴重な失敗パターンを知れる。
自分で体験した失敗は痛い。
損をする。嫌な思いをする。
悔しいこともある。
だけれど、体で覚える分、
身に染みている。
だから、次は、絶対避けるだけの能力も自信がついている。
失敗パターンを知る
成功のパターンも大切かもしれないけれど、
それと同じくらい、失敗のパターンを集める。
すでに成功している人から
根掘り葉掘りたくさん聞くのだ。
細かく聞くのだ。
それらを分析するのだ。
そこから気づきを得るのだ。
そこからパターンを得るのだ。
物事の半分だけではなく、両方を見る
光り輝く成功談ばかりを
追い求めるということは、
物事の半分の側面しか
見ていないということ。
覆い隠したくなるような失敗談を
同じようにたくさん知るということは、
隠されていたもう半分の側面に
光を当てるようなこと。
1つの物事(あるいは一人の人)の
光と影、両方を知ることで、
物事の全体像が見えてくる。
それがありのままを見る
という行為に近づいていける。
光り輝く成功談だけに
踊らされては盲目的になっちゃう。
失敗談だけを聞いて
怖気づいて動けなくなるのもまた、
世界の本当の姿を知ろうとしなくなり、
盲目的だ。
両方を見るのだ。
だからこそ、
失敗談もたくさん集めよう。