ポスト資本主義*取引思考から循環思考へ

 

恐怖とか競争が今よりもぐっと減り、

なおかつ世界はどんどん豊かになる、

そんなありえないような近未来の社会について

 

 

 

 

取引思考とは・・・

 

「お金をくれたら商品をあげる」

「勉強をしないと良い大人になれないよ」

「遊んでくれなきゃ泣いちゃうぞ」

「成果を出せば評価される」

「がんばれば報われる」

「結果を残さないとここにはいられない」

「愛してくれなきゃ拗ねちゃうぞ」

 

 

などなど。

 

 

 

取引思考とは、

「〇〇したら△△になる」という

等価交換の方程式

 

 

 

 

 

この考え方はこれまで、

人を動かし、

社会を動かし、

経済を動かし、

国を動かし、

 

 

 

すべてが時代と共に形を変え、

そして発展していった。

 

 

 

 

 

でもでも、

この取引思考(等価交換)

は完璧な思考パターンじゃない。

 

 

 

 

この方程式を使ったシステムは、

豊かさと同時に、問題も生み出し、

そして寿命もあり、最後には死んでしまう。

 

 

 

 

取引思考はなぜうまれるの?

 

 

 

たぶん、いろいろな解釈があるし、

いろいろな考え方があると思うけれど、

こーゆー信念と結びついている↓

 

 

 

質量保存の法則

ゼロサムゲーム

閉鎖系(Closed System)

死(寿命)

 

 

 

などなど、これらには「有限」という共通概念がある。

 

(たぶん、これら以外にも他にもあると思う)

 

 

 

 

そんで取引思考の根源には

「恐怖」が関係している。

 

 

 

 

そしてこの恐怖は「有限の世界」

という概念になるとき、生まれてくる。

 

 

 

 

 

 

この世界は閉じていて、

終わりが存在する。

その世界の中で「あるもの」の数は限られている。

 

 

 

 

そんな世界観を信じるものなら、

僕らは自身の個体の生存戦略ために、

世界を構築するための「創造性」ではなく

今の閉じた世界から出来る限り多くのエネルギーを採取するための「効率性」

を求めるようになる。

 

 

 

 

 

そうやって取引思考は生まれる。

 

 

 

 

そして取引思考という燃料を使って、

あるシステム(仕組み)を動かしていくと、

それは時間の経過とともに、

最終的には1つの予測できるシナリオを生み出す。

 

 

 

 

 

 

 

それはエネルギーの一極集中。

(なぜなら、取引思考がベースにあると、これが上手な人とヘタクソな人の

2パターンに必ず分かれてしまうから。そして時間が経過すると、

その2パターンの間に差が生まれてくる、そーゆーオチ)

 

 

 

そして一極集中されたエネルギーには、

負荷がかかり、やがて今度は今までとは真逆の

力学によってエネルギーが分散されていく。

(崩壊の法則が始まる)

 

 

 

こうして、国も社会も、

機械も、その他ありとあらゆるシステムは、

最終的には、エネルギーの一極集中を迎え、

その後は衰退、そして死へと向かい、終焉を迎える。

 

 

 

 

そしてまた新たなサイクルによって

別のシステムが時代の流れの中で生み出されていく。

 

 

 

 

そうやっていつも

同じパターンで歴史は繰り返す。

ここで意味もなく新キャラを投入させてみる。

 

 

 

 

 

循環型システムへ

 

 

 

そんで次に、

「取引思考」をしない

全く新しいやり方について

意識してみる。

 

 

 

 

それは例えば、

 

 

 

 

取引しないこと。

ただ与えること。

見返りを求めないこと。

そして受け取った次の人もまた、

見返りを求めることなく、

次の人へ与えていくこと。

その循環を作っていくこと。

 

 

 

 

などなど。

 

 

これらには新しいエネルギーの流れを生み出す。

そしてそのエネルギーを生み出す源(人々の動機)も

全く別の新しいものとなっていく。

 

 

自ら能動的にシステムを循環させることが

結果、自分の生存戦略となって帰ってくること

 

こんな感じの方程式↑

 

 

 

 

 

そんで、こーゆー考え方は、

メジャーではないかもだけど、

昔から「ただ与える」という世界観はあったよね

 

 

 

 

でも、今のところ、まだそれが社会を動かす

大きな枠組みとしては仕組み化は

まだできていないのかもしれないけれども、

でもきっと、今後の未来は、

こーゆー考え方がベースになった社会にすることも、

実現は可能だと思うわけで!

 

 

 

 

そんでこーいう

考え方とかシステムが

世界中に広まったらいいな。

と思うわけで!

 

(後で知ったんだけど、こーゆーのをギフト経済とか、

ギフトエコノミーって呼ぶらしい。また1つ、おりこうさんになった。)

*有名なところではバーニングマンとか?

 

 

 

自己犠牲ではなくて相互が豊かになること

 

 

 

「与える」というと自己犠牲ばかりする人たちも

結構いるかもしれないけれど、

 

 

 

それじゃシステムとして意味がない。

 

 

 

 

ただ奪って還元しない人たちの世界観は嫌だけれども、

与え続けて自分が犠牲になって、最後に疲弊してしまうような

そんな世界観も地獄な感じ。。。

 

 

 

 

きっと第三の道はあるね。

 

 

 

 

自分の欲深さが世界のためになる

そんな世界観!

 

 

 

 

「与えたら豊かになれる!」

つって、自己の欲のために

先に周りを豊かに与え続けていたら、

 

 

 

 

結果、自分も周りも豊かになった的な。

 

 

 

 

それってつまり

WIN-WINじゃん!

 

 

 

 

すっげー欲まみれで、

自分のことだけ考えていて、

だからこそ、

 

 

 

 

「ウケケケケ!」

「俺は豊かに暮らしたいんだ!

「豊かで快適に生きたいんだ!」

「だから、できるだけ多くのみんなに与えてやるぞ!ウケケケケ」

 

 

 

 

っていう欲まみれで自分勝手で

最低なヤツが、システム(社会)全体を潤し、

みんなを救う一番最高なヤツというオチ。

 

 

 

 

いいじゃんね!

 

 

 

 

ただ取るだけ、稼ぐだけで、得た分を還元しなければ、

シェアを奪い、バイアウトして寡占化して、最後にはパイを食いつくしてしまう

(自然界においては、ウイルスの行動パターンと似てる)

もちろん、ウイルスと違うのは、社会にあらゆる商品とサービスの副産物を残し続ける

という大変素晴らしい点もある。良い面もものすごくたくさんある。

 

 

 

 

だがしかし、それでも、そのような思考パターンの結果は、

最終的には経済システム(富の一点集中)、

あるいは社会システム(権力の一点集中)に加担してしまい、

自分の住みかとなるエコシステム(宿主)自身を殺しかねない。

 

 

 

 

そんな今までのやり方よりも、

与えて、システムを回し続ける。

一極集中させずに循環させる。

 

 

(ただ気を付けないといけないのは、

一極集中という問題は解消される

(例えるなら、血液が体全体に程よく行きわたる)かもしれないけれど、

今度は循環の速度が上がる(心拍数が上がる)という新たな傾向が

もしかしたら生まれるかもしれない。たぶん。知らんけど)

 

 

循環速度の周波数が上がると何が起こるのか、

それはまだ未来にならないとわからない。

 

 

 

 

ま、それはさておき、

今、現代社会において一極集中を迎えている

様々な世の中の仕組みにとって代われそうな、

そんな新しいアイデアがあるのなら、

 

 

 

それはめっちゃいいじゃん!

いい社会になりそうじゃん!

 

 

 

みんなが自分の欲に忠実で、

欲深くなればなるほど、

社会全体が潤う、

そんな「与えるだけ」のシステム!

 

 

 

 

これぞ次世代の考え方。

ポスト資本主義。

未来志向。

 

 

 

 

得るためのノウハウもテクニックも

今後の未来では、徐々に古くなっていくだろう。

(もちろん、すべてがそうなるわけじゃないだろうけど)

 

 

 

競争の概念の法則のもとに、すべては一極集中する。

それが具体的に何を意味するかって言うと、

やがてすべてはアルゴリズムやAIに

とって代わられるってことさね。

 

 

 

 

循環させるためのノウハウやテクニックなら

もっともっといろいろ考えてみたいし、

開発してみたり、

仕組み化できたらめっちゃ面白そうね!

 

 

 

 

そんじゃ