(´θ`)
あぁバズりたい
(´θ`)
毎日バズりたい
(´θ`)
一日3度、バズってみたい
(´θ`)
あわよくばバズりたい
(´θ`)
隙あらばバズりたい
(´θ`)
どっかにバズ落ちてねぇかな~
(´θ`)
バズ売ってねぇかな~
(´θ`)
バズってバズってバズりまくる人生を送りたい!
(´θ`)
ば、バズ~
(。☌ᴗ☌。)
どうしたのバズ夫くん?
さっきから、なんか、
バズ、バズって
うなされてるみたいだけど・・・
バズ夫 (´θ`)
あ、オリジ・ナル美ちゃん。
俺は、バズりたいんだよ~
バズって、お金を儲けたい
バズって、ちやほやされたい
バズってモテたい
バズって、有名になりたい
とにかく、なんでもいいから、
バズりたいんだよ~!!
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
まぁ、なんでもいいから
バズりたいだなんて・・・
あなたは、自分が目立てば、
どんな方法だっていいって言うの?
バズ夫 (´θ`)
ああ、いいのさ。
バズりさえすれば、
もうなんでもいいさ
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
でも、そんなのまやかしよ。
一瞬、バズったからって、
そんなのバブルよ。
どうせみんな、
すぐに忘れるわ
バズ夫 (´θ`)
そ、そうかもしれなけどさ、
バズって見たいんだよぉ、俺は!
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
(まぁ、バズ夫さんたら・・・
そうとう、病んでるのね・・・)
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
でも、バズ夫さん、
そんなのって一発屋だわ。
もし一瞬、バズったところで、
次の瞬間、またすぐに、しぼんじゃいますよ。
はじけますヨ。
急落しますよ、崩壊しますよ。
すぐに元の自分に戻りますよ。
バズ夫 (´θ`)
う、ウーン。。。
バズ夫 (´θ`)
じゃ、じゃあさ!
常にバズってたらいいんじゃね!
バズ夫 (´θ`)
毎回バズること考えればいいじゃん!
毎回バズるネタ探せばいいじゃん!
毎回いつもバズるタイトル付ければいいじゃん!
毎回バズを意識して生きていけばいいじゃん!
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
まあ、バズ夫さんたら・・・
(こりゃ、いよいよ重症ね・・・)
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
でもバズ夫さん、
そんに必死になって、
誰かのネタを追う人生だなんて、
なんだか疲れないかしら?
虚しくないかしら?
それは、本当に楽しいことなの?
それって、バズ夫さんが、
本当に好きでやりたいことなの?
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
(なんてミーハーな人生・・・)
バズ夫 (´θ`)
じゃ、じゃあさ、
ナル美ちゃん、教えてくれよ!
俺は、どうすればいいんだよ!
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
あら、そんなの簡単よ!
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
私はナル美。
オリジ・ナル美。
私はいつも、お父さんに言われてきたの。
ナル美、いつも心にオリジナルを持て。
いつもオンリーワンでい続けろって。
バズ夫 (´θ`)
けっ。
そんなことを言えるのは、
一握りのカッコいい奴だけさ!
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
いいえ、それは違うわ。
お父さん、言ってた。
みんな生まれつき、
心にオリジナルを持っているって。
みんな、心の底にある
「本当の好き」を隠し持っている。
それを正面から見つめることが怖くて、
みんな、オリジナルであることを、
いつの日か、辞めちゃったの。
でも、最初は、
子どものころは、
みんな心に1つ1つ、
オンリーワンのオリジナル、
光輝く星を持っていたの。
れ、
大人になるにつれ、
それを忘れて、
誰かの光にすがるように
なってしまったの。
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
お父さんは、そのことを
十分よく知っていたから、
小さい頃から、私の心に
オリジナルの星が
輝いたままでいられるよう、
ずっと希望のある言葉を
投げかけてくれていたと思うの。
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
だからバズ夫さん、
思い出して!
バズ夫さんの
心の底にある光輝く星を!
それって、バズ夫さんが、
心の底から好き!って言える
ワクワクや好奇心なはずよ!
ナル美 (。☌ᴗ☌。)
私は信じてる。
バズ夫さんも、
きっとそれを思い出すって、
ナル美、信じる!
バズ夫 (´θ`)
な、ナル美ちゃん!
なんか、今日はとても熱心に
話してくれたけど、
なんか俺、
大切なことを忘れかけていたような
気がするよ・・・
バズ夫 (´θ`)
お、オリジナルか・・・
お、オンリーワンか・・・
心の中に、光り輝く星。
俺にも、それがある。
すっかり、忘れてしまったけれど、
きっと、まだ心の奥底で、
かすかに光を放っているはずだ・・・
(ゴクリ)
バズ夫 (´θ`)
俺はバズ夫。
俺はオリジナル。
俺の体も心も、
存在全てが、
オリジナル。
そして光り輝く星は、
この世界中にいる
全あなたの中にも1つ1つ、
存在してる