人生を円滑にする3つの歯車があります。
1つは小さな歯車
もう1つは中くらいの歯車
最後の1つは大き歯車
小さな歯車は1日1回転します。
中くらいの歯車は、小さな歯車よりずっと遅い周期で1回転します。
大きな歯車は、中くらいの歯車より、もっと遅い周期で1回転します。
3つとも連動していて、
小さい歯車が動けば、
中くらいの歯車が動き、
中くらいの歯車が動くと、
大きな歯車がやがてゆっくり回りだします。
どれか1つが欠けると、
その他のすべての歯車は
回らなくなります。
3つがそろって、はじめて機能します。
3つそろって1つです。
この3つの歯車は、人生を動かします。
ただ、動くのではありません。
人生をスムーズに、円滑に、
安定的に成長させるための、
戦略的な仕組みです。
小さな歯車は
1日に一回転する。
歯車は毎日、同じ速度で同じエネルギー分、
回転します。
この小さい歯車は、
さまざまな事柄に当てはめて、
考えることができます。
たとえば、
1日で入ってくるお金の量。
1日のキャッシュフロー。
(一日分の稼ぎ)
たとえば、
1日の練習量。
1日の行動量、勉強量。
中くらいの歯車は、
たとえば1ヶ月に1回ほど回転します。
*小さな歯車より、遅い周期で回る歯車であれば、
べつに1ヶ月でなくてもよい。
歯車は毎月、同じ速度で同じエネルギー分、
回転します。
たとえば、
1か月で入ってくるお金の量。
1か月のキャッシュフロー。
あるいは、
1日では手に入らないような、
中くらいのチャンス、機会、報酬、出来事。
大きな歯車は、
たとえば、1年に1回ほど回転します。
*中くらいの歯車より、遅い周期で回る歯車であれば、
べつに1年でなくてもよい。
歯車は毎年、同じ速度で同じエネルギー分、
回転します。
たとえば、
1年で入ってくるお金の量。
1年のキャッシュフロー。
あるいは、
中くらいの歯車では手に入らないような、
大きなチャンス、機会、報酬、出来事。
もし、起業してビジネスをするなら、
3つの歯車を同時に動かすように意識を
持つと、安定しながら、成長できます。
もし、好きなことをしていくのなら、
3つの歯車を同時に動かすように意識を持つと、
安定しながら、成長できます。
例えば、
毎日の売上は、小さな歯車で
1日のキャッシュフローを毎日作る。
日々の安定はそれで大丈夫!
例えば、好きなことするのであれば、
小さな歯車は、毎日好きなことをコツコツやっていくこと。
そのうち、売上ができたら、そのお金のうち、
余った分を、中くらいの歯車を動かすための、
原動力に使うと良い。
それは、
売上を伸ばすための勉強かもしれない、
売上を伸ばすための投資かもしれない。
もし好きなことなら、
毎日のコツコツ行動の他にも、
小さい歯車ではとても得られそうにない、
中くらいのチャンスを狙って、
行動をしていく。
それは、自分の作品をどこかへ発表することかもしれない。
それは、自分の好きなことを広めるための活動かもしれない。
そして、中くらいの歯車が回りだしたら、
大きな歯車を狙って、
さらに大きなスケールで考えて行動していく。
とっても大切なこと。
小さい歯車がライフライン
それは、小さな歯車を疎かにしてはいけない。
小さな歯車はとても重要な存在。
小さな歯車は、
あなたにチャンスをもたらさない。
だけど、
小さな歯車は、
安定をもたらす。
小さな歯車がなければ、
生活は破綻し、心は破綻し、
中くらいの歯車、
大きな歯車へ意識を向ける、
精神的余裕、経済的余裕は、
決して生まれてこない。
だから、小さな歯車は
基本、ベース、とっても大切なもの。
だけど・・・
小さな歯車を回すことで精一杯
これだと、
次へ行けない。
小さな歯車は、
安定をもたらすが、
その次のチャンスはもたらさない。
だから、
小さな歯車を回しだしたら、
そこへの執着を手放そう。
もう、大丈夫、
そんなに心配しなくても、
必死に頑張らなくても、
小さな歯車は、ちゃんと回る。
だから、
歯車を失う恐怖
にとらわれるより、
中くらいの歯車を持つ勇気
こっちへ意識を向けていこう。
中くらいの歯車は、
小さな歯車の延長線上にはない。
全く別の考え方。
全く別のやり方。
全く別の世界。
全く別のところから、
あなたにチャンスをもたらす。
だから、
もっと大きく考えよう。
小さな歯車の常識を捨て去ろう。
新しいものの見方で、
柔軟に、素直に、世の中を見始めよう。
すると、
中くらいの歯車が回りだす。
そして、次に
大きな歯車。
これも同じ。
中くらいの歯車への
執着は捨て去るところから、
すべてが始まる。
常に3つを動かす意識で
人は小さな歯車だけにとらわれがち。
なぜなら、小さな歯車は1日単位で動くから。
日々の生活の中心だから。
でも、心の中では、常に、
小さい歯車、中くらいの歯車、大きな歯車、
3つを連動して動かしていくよう、
意識していく。
すべては繋がっていて、
3つが揃って安定して動いていく。