誰でも、自分の好きことをして生きていきたいですよね。大人になると生活費を稼ぐために、一般的に何かの職業につくものです。ですが、超高齢化と少子化により、人口減少が懸念されている現在の日本では、今後の職業自体、徐々に変化していくのではないかと言われております。そして、現在でも分かる通り、技術の進歩とともに、AI(人工知能)の発達も著しく、これからの子供達も臨機応変に対応しなければならないかもしれません。
とはいえ、そこまで深く考えていないのが子供かもしれません。では、最近の子供達はどんな職業に考えているのでしょうか。
なりたい職業ランキング(進研ゼミ)
こちらは2020年の12月に進研ゼミ小学生講座などの通信教育講座が小学生(男女別)の意識調査を行った結果です。
調査概要
調査を行ったのはベネッセコーポレーションで、対象となったのが進研ゼミ小学講座の小学校3年生から6年生までの会員でした。対象者は全7661人のうち、男子2491人、女子5170人でした。
小学生(男子)
1位 ゲームクリエイター・プログラマー(343票)
2位 ユーチューバー(339票)
3位 サッカー選手(187票)
4位 野球選手(166票)
5位 研究者・科学者(104票)
6位 漫画家・アニメーター・イラストレーター(93票)
7位 医師(77票)
8位 芸能人(74票)
9位 バスケットボール選手(67票)
10位 会社員(61票)
小学生(女子)
1位 芸能人(535票)
2位 漫画家・アニメーター・イラストレーター(478票)
3位 パティシエ(396票)
4位 ユーチューバー(291票)
5位 保育士・幼稚園の先生(260票)
6位 デザイナー(243票)
7位 学校の先生(221票)
8位 看護師(208票)
9位 医師(191票)
10位 動物園、水族館の飼育員(159票)
小学生(男子)の傾向
一昔前までは、1位、2位を争っていたサッカー選手とプロ野球選手の座をゲームクリエイター・プログラマーやユーチューバーが独占していますよね。他のランキングでも似たような結果が出ていて、面白い結果ではプロゲーマーなどという回答もあるほどです。今でこそはプログラマーなどが人手不足で高給料ですが、今の子供達が目指していることを考えると、今後知ってて当然の知識として広まっていくのでしょうか。
小学生(女子)の傾向
小学生女子の方でも、男子と同様に時が連れて変わってきており、人気であった看護師や保育士が現在では、芸能人や漫画家・アニメーター・イラストレーターに越されてしまっています。時代とともに趣向が変わるとはまさにこれですね。ユーチューバーは小学生女子でも人気で、やはりGoogleのスローガン「好きなことをしていきていく」の影響でしょうか。面白いことに、女子ではやはりゲーム系の職業はあまり人ではありませんでしたよね。
最後に
向井理 子供の頃に熱中していたことと比較すると、最近の子供たちの趣向が昔とは変わり、時代とともになりたい職業も変わってきています。毎年見ているだけで、これからの時代が変わっていくのだなと感心します。
実際に好きなことを職業にできる人はごくわずかですが、今の子供達が自分の好きな仕事につけることを願っています。