毎年恒例の「NHK紅白歌合戦」。1年の中で人気を博したアーティストの方や、世論調査で支持を集めたアーティストを基準に選考されるため、「紅白歌合戦」の出場経験者はもちろん、初出場の出演者発表は毎年年末になると話題となり、視聴者としても気になる情報ですよね。
今年の紅白初出場のアーティストは、映画『ONEPIECE RED』のウタやJO1(ジェイオーワン)、なにわ男子など、今年を彩った面々ですね。この記事では、白組として初出場を果たした「Saucy Dog」についてご紹介したいと思います。
「Saucy Dog」について
MASH A&R所属のSaucy Dogは、
- 石原 慎也(ボーカル/ギター)
- 秋澤 和貴(ベース)
- せと ゆいか(ドラム)
の三人組ロックバンドです。2013年にSaucy Dogを結成しますが、2年後にメンバーが脱退。メンバーの追加によって、現在のメンバーとなっています。
追加メンバーの加入年に、ONE OK ROCKやflumpoolなどが所属している「A-Sketch」も含めたMASH A&Rの合同オーディションである「MASH FIGTvol.5」にて、グランプリを受賞し、翌年に現在の所属事務所であるMASH A&Rへの所属が決定。2022年年末には、NHKの紅白初出場が決定しています。
「Saucy Dog」の魅力とは?
Saucy Dogの魅力といえば、なんといっても「歌詞」です。切なさと心に刺さる歌詞は聴いているとどんどんハマっていってしまいます。
ボーカルの石原は甘く柔らかい歌声に加えて、サビの部分の力強い高い歌声の強弱などが歌詞にマッチしていて、思わず聴き入ってしまいます。
また、コーラスを担当しているベースの「秋澤」、ドラムの「せと」の歌声も石原の歌声にうまくハマっていて聴きやすく、心地よいです。
「Saucy Dog」の4つの人気曲
Saucy Dogは、たくさんの名曲を発表しており
- 「結」
- 「わけあって」
- 「煙」
- 「スタンド・バイ・ミー」
- 「シーグラス」
- 「今更だって僕は言うかな」
など、歌詞が響く曲でファンの中でもおすすめの曲の意見が分かれるほどです。
ここからは、その中でも人気の曲を4つご紹介していきます。
①シンデレラボーイ
女性の好きな気持ちと逃げたい現実を表した、切ない歌詞が反響を呼びました。「瞳の奥あたしを捕まえて」や「嘘くらいせめてちゃんと次は上手につかなきゃね」など、ストレートに共感できる歌詞は聴くだけで切なくなります。サビのリズムが良く、頭に残る歌詞とリズムで何回も聴きたくなってしまいます。
②いつか
淡々とリズムよく進む冒頭ですが、歌詞の中には、物語と主人公の心情がたくさん入っていてサビをさらに盛り上げているような仕上がりとなっています。
大サビでは、「君の見る景色を全部僕のものにしてみたかったんだ」という歌詞と「僕の見た景色を全部君にも見せてやりたかったんだ」などの反転した意味と、曲名である「いつか」に帰ってくる辺りもさらに切なくさせてくれる一曲となっています。
③魔法にかけられて
恋人の日常で穏やかな雰囲気とお互いのたくさんの心情を曲にしたような歌で、「言葉じゃなくたって分かっていればそれでいいや」など、さわやかで甘酸っぱい気持ちになれるような一曲になっています。
恋人との日々や付き合い始めた初心を忘れそうになった時に聴きたい曲です。
④あぁ、もう
さわやかな前奏で、聞き入りやすいこの曲は失恋する女の子が主人公であるものの前向きな歌詞と曲調で背中を押してくれる一曲になっています。
「鼻歌でも歌って髪を切りに行くの」や「期待はしたくないしもっと強くなりたい」など、これまでに前を向いて進んできた女性であれば誰もが共感できるような歌詞となっています。前を向いて歩きだしたい方や、朝にさわやかな曲を聴きたい方におススメです!
まとめ
まっすぐに刺さる切なさと共感できる歌詞と、強弱を持ち合わせた歌声で癒しや勇気を与えてくれる「Saucy Dog」。新曲の発売やコラボライブなど、活発に活動していることもあり、これからも活動の幅をどんどん広げてくるのではないでしょうか。
12月31日のNHK紅白歌合戦で歌う曲名は未発表なので、今後の情報に要チェックです!