週刊少年マガジンでの連載中から人気を博し(2020年12号にて完結)、映画化もされた五等分の花嫁。
映画化されるほどなので、多くの魅力があるわけですが、その最大の魅力がヒロインの中野家5つ子です。それぞれに多くのファンが付き、漫画、アニメの人気を支えてきましたが、何がそれほど魅力的なのでしょうか。
そこで今回は、作者・春場ねぎ先生の高校の同級生(教室が離れていたため話をしたことはありませんが)で、作品のファンである筆者が中野家5つ子の魅力について解説していきます。
五等分の花嫁 あらすじ
勉強が全くできない5つ子姉妹の家庭教師を務めることになった貧乏学生・上杉風太郎が主人公の物語です。
家庭教師を務めるうち、最初は信頼関係もなく、むしろ警戒していた風太郎と5人の間に恋愛感情が芽生えていきます。見た目は似ているものの、性格が異なる5人はそれぞれの方法で風太郎に対してアピールしていき、その内容は不器用ながら一生懸命伝えようとしていて、非常に好感のもてるものになっています。そして最終的に風太郎は、五つ子姉妹のなかからひとりを選び、結婚式をあげます。
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非常にざっくりですが、あらすじをご紹介しました。家庭教師についても波乱万丈、恋愛についても山あり谷ありと、読んでいるこちらがハラハラドキドキするような内容となっています。また、物語の冒頭で風太郎が誰かと結婚するシーンが描かれており、物語の序盤から風太郎は五つ子の誰と結婚するのか、考察が多くなされていました。
映画「五等分の花嫁」では、アニメ第2期の続きから漫画のラストまで描かれているようなので、アニメと映画もご覧になってみてはいかがでしょうか。
五等分の花嫁 人気のヒミツは中野家5つ子にアリ!
五等分の花嫁が人気の最大の理由は、中野家5つ子たちが非常に魅力的なキャラクターであることが挙げられます。
● 長女:一花(いちか)
● 次女:二乃(にの)
● 三女:三玖(みく)
● 四女:四葉(よつば)
● 五女:五月(さつき)
この中野家5つ子について長女の一花から順番にご紹介します。
中野家長女:一花(声優:花澤香菜さん)
からかい上手の小悪魔的な性格で、面倒見のよいお姉さんです。長女として妹たちのことを気にかけており、風太郎に対しても時折アドバイスを送っていますが、気遣いが行き過ぎてしまい、自分自身の気持ちを押し殺してしまう面もあります。私生活はかなりズボラで、自室は汚部屋。寝ている間にショーツ以外を脱ぐ癖があるというギャップを持っています。
中野家次女:二乃(声優:竹達彩奈さん)
勝気でヒステリックな毒舌家として描かれていますが、姉妹で最も繊細であり、姉妹を守るために風太郎を敵視したり、姉妹全員で花火大会を見ようと奮闘するなど、姉妹思いな面があります。料理好きで、オシャレに気を遣うなど女子力が高く、社交的で友人も多い、二乃。一方で、面食いな一面もあります。
中野家三女:三玖(声優:伊藤美来さん)
口数の少ないクールな性格ですが、信頼した人にはとても素直で本音をさらけ出せる、三玖。風太郎への好意を姉妹の中で一番最初に気付き、積極的にアプローチしようとしますが、恋愛に関して奥手なために、あまり進展させることができませんでした。料理下手ですが、風太郎に振舞うため二乃に料理を習ったりする熱心さもあります。ゲームがきっかけで大の戦国マニアになった歴女ですが、それが変わった趣味であると認識していたため、他の姉妹にもずっと隠し続けていました。
中野家四女:四葉(声優:佐倉綾音さん)
明るく前向きであり、人の役に立つことが好きで、頼み事を断りきれないお人好しな性格の持ち主です。一方で、自分の本心を明かさなかったり、自分に自信がないという面も持っています。運動能力が非常に高く、女子バスケ部や陸上部から助っ人を頼まれ、本格的な入部を請われるほどの活躍を見せるものの、ときにそれが勉強の妨げになってしまうこともあり、成績が振るわない要因となっていました。
中野家五女:五月(声優:水瀬いおりさん)
誰にでも丁寧語を徹底している真面目な性格の一方で要領の悪く、勉強もやる気はあるもののうまくいかない、五月。かなりの食いしん坊であり、いつも何かを食べています。大の怖がりでオバケやホラー映画が苦手。五姉妹の中では亡くなった母親に最も懐いており、死後も母親の月命日である14日には欠かさず墓参りをしています。風太郎の家の事情を知りながら、彼の家のご飯をおかわりしたり、風太郎が姉妹の悩みを解消する決心をした際に、嬉しさのあまり彼がいる混浴風呂にタオル一枚で突撃するなど、少々抜けている面があります。
まとめ
本記事では、五等分の花嫁の最大の魅力、中野家の5つ子についてまとめてきました。一卵性の5つ子ということもあり、見た目は非常に似ているところがありますが、性格は5者5様です。だからこそ推しができたり、誰が風太郎と結婚するのか予想が熱を帯びたのでしょう。筆者個人としては五月推しでしたが、ぜひ原作の漫画を読んだり、アニメを視聴して推しを作ってみてはいかがでしょうか。