ネイティブはそんなこと言いません!実はおかしい英語表現7選

使える英語表現を学んでも、実際にネイティブ 英語ではないケースはよくありますよね。「今何時ですか」と聞く際にも、timeにtheという冠詞をつけるかどうかで、意味がまったく違ってくるというトリッキーなものもあるんです。私たちが英語教育の中で学んできた表現やフレーズの中で、実はおかしいとされるものを7つ、厳選してみました。これを機に、正しく自然な言い方を覚えておきましょう!

実は変!ネイティブが言わない英語表現7選

I’m fine, thank you. And you?

中学校の教科書で習うこのフレーズ。あたかも、英語圏では毎日のように使うあいさつのように教わりますが、実はネイティブ 英語はあまりこういった言い方はしないのだそうですよ。もちろん、文法的には間違っていませんが、あまりにも堅苦しくセリフのような印象を抱くそう。これ以外にも、「元気だよ、あなたはどう?」と聞く表現がたくさんありますから、もっとバリエーションを多く学ぶことで、自然な言い方に近づいていくでしょう。

I’m sleepy.

初心者でも分かるほどのシンプルなフレーズ。しかし、I’m sleepy.というとネイティブ 英語では子どもっぽく聞こえるのだそう。子どもが親に対して「眠いよ~」と言うようなニュアンスなので、大人同士の会話で使うことはまずないそうですよ。「眠い」と言いたいときには、「I’m tired.(疲れた)」という言い方に含めるケースが多いです。

Sit down.

飲食店や、友人を家に招いたときに使われそうなフレーズ。「座ってください」という意味ですね。しかし、Sit down.では「座れ」と命令している言い方になってしまいます。いくら笑顔で感じよく言ったとしても、決して印象の良い言葉ではないそうですよ。「さぁさぁ、座って」「腰を下ろして」と、おもてなし精神で言いたいときには「Please have a seat.(おかけになってください)」という言い方を選びましょう。

My name is…

英語の自己紹介で必ず習うこの表現も、ネイティブ 英語にとっては遠回しで不自然な印象になってしまいます。子ども相手など、はっきりと言葉で伝えたいときにはあえて「My name is…」と付けることはあるそうですが、そうでなければ「I’m 〇〇.」という言い方をします。

Can you speak English?

英語でコミュニケーションがとれるかどうか確認したいとき、ついつい言ってしまうこのフレーズ。実はとっても失礼な言い方になっているんです。正しくは「Do you speak English?」。Can youを使うと、「あんた、英語話せるの?」という上から目線な言い方になってしまうのです。Canには、何かをする能力やスキルがあるという意味も含んでしまうので、覚えておきましょう!

What’s your hobby?

「趣味は何ですか?」と聞きたいときに使いがちなフレーズなのですが、実はネイティブ 英語はhobbyという言葉をあまり使いません。カジュアルな「趣味」と言いたいときには、hobbyではなくシンプルに「What do you do in your free time?(フリータイムには何をして過ごしているの?)」と聞くことが多いですよ。hobbyというと、趣味というより生きがいになるほど夢中になっている事柄を示すことがあるため、映画鑑賞や音楽鑑賞などには用いないのです。

Don’t mind.

日本語でも「ドンマイ!」と言うことがあるように、英語でも「気にしないで!」というニュアンスを持つネイティブ 英語があります。しかし、日本語の通り「Don’t mind.」ではなく、「Never mind.」と少し違う単語を使いますよ。Don’tとNeverは同じ否定形で、同じ意味を持つと思われがちですが、このケースでは違う意味合いを持ってしまうので注意しましょう!

まとめ

トリッキーな英語表現をご紹介してきました。ついつい口から出てしまうフレーズもあったのではないでしょうか?実はネイティブは使わない、違和感のある表現なので、ネイティブスピーカーと会話をするときにはぜひ気をつけてみてくださいね!