NHK連続テレビ小説『あまちゃん』や映画『告白』で知られる俳優・のんさん。実は以前、本名である能年玲奈名義で活動していたことをご存知でしょうか?しかし2016年、事務所を退所し「のん」に改名。これらには大きなトラブルが隠されており、あまちゃん 再放送 できない理由にもなっているんです。能年玲奈 なぜ退所&改名という事態に追い込まれてしまったのでしょうか?調査してみましょう。
のんの基本プロフィール
- 本名:能年玲奈(のうねんれな)
- 生年月日:1993年7月13日
- 年齢:30歳
- 出身地:兵庫県
- 職業:俳優・アーティスト
ファッション誌『ニコラ』のモデルとしてデビューしたのんさんは、4年間専属モデルを務め、俳優に転身。その後すぐNHK連続テレビ小説『あまちゃん』のヒロインに大抜擢されました。作中のセリフ「じぇじぇじぇ!」は、2013年新語・流行語大賞の年間大賞を受賞したことで、のんさんは一躍時の人となりましたね。
能年玲奈 なぜ事務所退所と改名?
能年玲奈として数々の話題作に出演し、計り知れないポテンシャルを発揮してきたのんさんでしたが、2016年に所属していた事務所・レプロエンターテインメントを電撃退所。同時に、それまで活動してきた名義「能年玲奈」から「のん」への改名を発表します。
前事務所とのトラブルか
のんさんが2016年まで所属していたレプロエンターテインメントは、多くの人気俳優が所属している大手事務所。のんさんも、次期稼ぎ頭として大きな期待を背負っていました。しかし、映画『進撃の巨人』への出演オファーがあった際、のんさんは二つ返事でOKだったものの、事務所が断ってしまったのだそう。このように、自分がやりたい仕事も事務所の判断に委ねられてしまう仕組みに不信感を抱いたのんさんは、退所を決意します。
前事務所に本名の使用権を奪われる
のんさんがレプロエンターテインメントを退所後、驚くべきことにのんさんの本名である「能年玲奈」という名前が、レプロの許可なしで使用できないということが発覚。レプロに所属していた頃、そういう内容の契約を結んでいたのです。
これにより、のんさんは今後本名を名乗ればレプロに損害賠償を支払うという、なんとも理不尽な立場になってしまいます。双方で協議をすれば使用はできたそうなのですが、争うことで自身の俳優としてのイメージが損なわれることを危惧したのんさんが、改名を選んだといわれていますよ。
のん、独立騒動も起こしていた
のんさんは元所属事務所に在籍中、別のトラブルも起こしていました。事務所と契約を結んでいたにもかかわらず、2015年に個人事務所を立ち上げてしまったそうなんです。さすがにのんさんの契約違反かと思いきや、双方に言い分がありました。
のん「レプロからの月収がたった5万だった」
能年玲奈 なぜ事務所在籍中に個人事務所を立ち上げてしまったのでしょうか。実はレプロに所属していた頃、朝ドラや映画に引っ張りだこの人気俳優だったにもかかわらず、月収5万円しかもらえていないことに不満を募らせていたそう。加えて、自分のしたい仕事をさせてもらえず不信感を抱き、個人事務所を設立し全て自分で管理しようとしたのだそう。
レプロ「生活の面倒はすべて見ていた」
のんさんの言い分に対しレプロは、のんさんの居住地や生活すべての面倒を見ていたとした上で「お小遣い」として5万円渡していたと反論。のんさんは都内の高級マンションで、寮母さんの食事を食べながら暮らしていたそう。それだけでなく生活費全般、レッスン料、交通費まですべてレプロが負担していたと主張しました。
演技指導者に洗脳されたか
能年玲奈 なぜ個人事務所を立ち上げたのか…その背景には、当時のんさんの演技指導をしていた女性に洗脳されていたのではないかという報道もありましたね。この女性は演出家としても活動しており、スパルタ指導で有名。のんさんに対しても「女優になれないのなら生ゴミだ」などと罵倒し、のんさんを洗脳していたといわれています。のんさんは否定しており、真相は明らかにされていません。
まとめ
2016年、突然の事務所退所と改名を発表した俳優・のんさん。事務所に完全に管理される芸能活動に嫌気が差した末の行動だったとみられますが、その黒幕がのんさんを洗脳していた演出家女性であるという疑惑も浮上していました。現在も、全盛期と比べるとメディアへの露出が少ないのんさんですが、中国で知名度が上がっているなど、活動の幅を広げていることが分かっています。朝ドラでブレイクしたあの頃のように、また日本でも大々的に活動できる日が来ると良いですね。