父ベイダーとの対決(親子関係編2)

この記事は、

「あなたの人生を作り出した元凶*親子関係編(ラスボスステージ)」

の続きです。

僕は、現在、父も母も大好きです。

僕の両親はいつも僕に対し、

「好きなことをやれ!」

「応援してるぞ」

「ほんとうによくやってる!」

と、僕を励まし、

褒めてくれる、

本当にスーパーイージーで

やさしい両親です。

こんな親に恵まれて、

僕は心の底から、

二人を感謝しております。

また、愛しております。

そういえば、小さい頃から、

「勉強しろ」って

一度も言われたことなかったな~。

現在、親の人でこのブログ読んでる方に言いたいです。

「勉強しろ」って一度も言われたことない子は、

どうなると思いますか?

僕の場合、

勝手に自分が興味あることを見つけてきて、

勝手に勉強を始めて、

だから、何も問題なかったですよ。

そんな、大変素晴らしい両親ですが、

1年前まで、僕は心の底から、

二人を嫌っていました。

もう、絶縁したくて、

仕方がありませんでした。

たった今、僕が書いたのは、 両親の

光の部分(良い部分)

だけです。

本当は、

このブログでは書けないくらい、

ダークサイドな面も

僕の両親は持っていました。

もう、本当に

苦しかった。

絶縁したかった。

なんども心折れた。

でも、

人間って、

僕もそうだけど、

親だって、

光と闇

両方の部分を持っているのです。

中には、

どう見たって、

100%親の方が悪い

っていうケースもあるでしょう。

虐待とか、

借金とか、

放置とか・・・

そうそう、いわゆる、

毒親

っていうやつ。

で、前回のブログ記事

「あなたの人生を作り出した元凶*親子関係編(ラスボスステージ)」

で書いたけど、

あなたが今、

何をやってもうまく行かないのも、

あまりうまく行かないのも、

悶々とした人生を送っているのも、

思い通りに人生が運ばないのも、

それはあなたの

思考パターンの結果によるもの。

そんで、その思考パターンは

幼少期に形成される。

その思考パターンを

作ったおおもとは、

たいていの場合は、

親。

(または、祖父母、育ててくれた人など)

ガガーンッ

ショックですよね。

その事実を知ってから、

僕は、長年の間封印してきた、

自分の本心が、

ついに解き放たれたのでした。

世間の風潮に合わせて、

世間の常識を基準として、

他人の目を気にして、

親は親なりに頑張ってる

親はここまで自分を育ててくれた

だから、

親を悪く言うのは、

タブー

そんな世間の風潮が

見えない圧力となり、

親子関係について、

メスを入れて深く考えていくことに

抵抗があったのでした。

で、ある日、

「自分の思考が親から受け継いでいる」

という衝撃の事実を知って、大ショックを受けた自分は、

意を決して、

親子関係にメスをいれるような大手術

を試みることにしたのです。

心理学の本や親子関係の本を読み漁り、

潜在意識にアクセスして

昔の自分を掘り起こす作業をしたり、

仲の良い親子関係の友人の家にフィールドスタディに言ったり、

何年もかかった。

途中で心折れそうになった。

でも、本心(潜在意識)から

何年もの間、成仏しきれずに溜まっていた、

心の声が、月日を追うことに、

どんどん大きくなっていき、

その声を無視することができなかった。

心の声とは、

「あのとき、親にわかってもらえなくて辛かったよー」

「あのとき、親にわかってもらえなくて悲しかったよー」

という感じの、心の(本心の)思い。

心の思いは、幼少期のころから、ずーっと覚えている。

あなたの顕在意識(理性)は忘れることができても、

あなたの本心(潜在意識)は、1ミリも忘れることなく、

ずーっと、心に、成仏できていなかった思いを抱えて、貯め続けている。

上手く成仏できないと、

それがあなたの思考パターンに出てくる

(時として、ネガティブなものに)

また、それは、あなたの体にも出てくる

(時として、病気などに変化する)

毎日、毎日、

親に対しての怒り

の感情は、どんどん成長していき、

そしてある日、

爆発した。

僕は父を呼び出した。

ここで父のダークサイドについて語ろう。

冒頭では光の部分しか話さなかったけど、

実は、僕が親子関係の大手術を行う前まで、

父は、ほとんどダークサイドの塊だった。

父は、まるで軍隊の隊長のような人だった。

他人の気持ちを理解することができず、

いつも自分が正しい、自分は間違っていない、

自分のルールは絶対だ!

という感じの人だった。

僕は小さい頃から、

うちの父は、ロボットか機械なのではないのか、

と本気で思うようになったくらいだ。

それで、いつも母は泣いていた。

「どうしてわかってくれないの!」

女性がこういう風に言うのは、

どこの家でも、割と当たり前なのかな、

と思っていた。

でも、僕は友達の家へ行ったり、

あるいは、遠い外国の家へホームステイした経験が、

何度もあったので、

我が家とその他の家の違いについて

だんだんと、理解し始めたのだ。

ああ、うちは、なんかおかしい

それで、その頃の僕は、

母を擁護し、父をなだめ、

子どもながらに、人をなだめたり、

世話したり、気持ちを汲むことががうまくなった。

話が長くなったので、

もとに戻そう。

そうそう、

この日、僕は、

長年の恨みつらみ、

苦しみ、悲しみ、

壮大な悲しき過去の記憶を消し去るため、

大手術を行ったのだ。

父を呼び出した。

そして、心が機械のような人間、

父ベイダーとの対決が始まった。

僕は、今まで

コツコツ、けなげに蓄積してきた、

親子関係の知識、技、手術法を使い、

父への説得を始めた。

たぶん、手術は、5,6時間ぐらいかかった。

すごく長かった。

僕も父も、

かなりヘトヘトになった。

僕は専門家じゃないから、

しかも初めてだから、

そんなにうまく手術ができたわけじゃない。

途中で、

激怒して、暴れてしまいそうにもなった。

父も対抗して、暴れそうになった。

で、なんやかんやあって、

なんとか、

手術は成功した。

僕は生まれて初めて、

父が涙するのを見た。

それは心からの謝罪だった。

「なんで今まで、気が付かなかったのだろう」

それが父の言葉だった。

本当は、自分は弱い人間なのに、

それを見せたくないから、

上から人々にモノを言い、

無理に人々を従わせ、

自分の正しさを守り抜くのに必死だった。

怖かったんだ

父はそれに気が付き、

号泣した。

生まれて初めて見た父の涙に、

僕は戸惑った。

父の心の中の

ダースベイダーは

完全に死に絶えたのだ。

それから、

父は180度変わった。

どれくらいかわったか?

もう、びっくりするくらい、

かわった!

人がまるで別人!

例えていうなら、映画

「バックトゥザフューチャー」

に出てくる主人公(マーフィー)の

父親くらい変わった!

物語最初に出てくる父はダメおやじなんだけど、

タイムマシンで過去を変えてしまった後の父は、

超イケてるおやじなのだ。

父は、母に対しても、僕に対しても、

周りの人に対しても、

やさしくなった。

これにてめでたし、めでたし。

ちゃんちゃん♪

と思ったら、

大間違い。

ストーリーは、

バックトゥザフューチャーの映画のように

まだまだ続く。

僕は大変な手術ミスを犯したのだ!!

本来の目的は、

このブログの前回の記事

「あなたの人生を作り出した元凶*親子関係編(ラスボスステージ)」

でも説明している通り、

自分の思考パターンの書き換えの方。

僕は自分自身がどうやったら、

幸福に生きられて、

安心して、失敗を恐れず、

どんどんいろいな物事にチャレンジしていけるか、

そこを知りたかった。

しかし、実際に起こったのは、

自分自身の変化ではなく、

変化したのは父の方だったのだ。

僕は父の思考を改変してしまったのだ・・・

そうそう、

このブログでお伝えしたいのは、

「嫌な相手を無理やり、自分好みに変える」

のではなく、

「嫌な相手でも、1ミリも傷つかない最強なあなた」

を作り上げる方法なのだ。

だから、この親子関係シリーズは、

まだ終わりではありません。

まだまだ続きます。

ここ一事言えるのは、

あなたがもし、親子関係で

悩みを抱えていたとしても、

あなたは大丈夫です。

親から授かった思考パターンは、

あなた自身の手で、

何歳からでも、

書き換えが可能です。

僕の失敗談を読んで、

あなたは、くれぐれも、

「自分の嫌い人を変えよう」

などと思わないでください。

*そのようなやり方では、

いづれ、副作用として、

あなたにも何かしら影響が返ってくるでしょう。

そうではなく、

「あなたはあなた自身の解釈」

を変化させ、

より幸せで楽しく、

何をやってもうまくいく思考パターンを

手にすることができます。

だから、この家族関係編は

シリーズとして、まだまだ続きます。

こうご期待。

じゃ。